この写真が私が10歳のときに拾った猫、ポケです。
♀猫なので、子供を次々と産みました。
最初の子は次兄の布団で夜中に、次兄に手を握ってもらって産んだらしいです。
初めての子育ては猫にとっても大変だったらしく、おっぱいを飲ませるのも下手でした。
おままごとの哺乳瓶やスポイトを使ったのは、もしかしたらポケの子の記憶だったかもしれません。
なんとか母親のおっぱいを飲むようにと、ポケを横に寝かせ、赤ん坊を乳のところに持っていきました。
しかし最初の子どもたちは弱かったみたいです。
間もなく死んでしまいました。
ポケは動かなくなった子供を母の前に連れてきては横になり、
「ねえ、おっぱい飲まないの。飲むようにしてよ」
と訴えたそうです。
「ポケ、この子はもう死んでるよ。もうおっぱいを飲めないんだよ」
と、言い聞かすのが辛かったと、母は言いました。
しかし間もなくまた子供を宿したポケは、3匹の子供を産みました。
一匹は我家にそのままとどまり、「ボッチ」という名前を付けました。
一匹は私の中学校の友達、‘トカゲさん’の家に貰われていきました。
もう一匹はやはり中学の友達の‘ヨシコちゃん’ちに貰われていきました。
この、‘トカゲさん’は、その後の猫の不思議話に登場します。
その次もまた子供を産みますが、今度は2階の押入れで子育てをしました。
ポケは自分でそこを選び、子供たちを連れていきました。
その頃には父親が誰なのか、私たちにはわかっていました。
野良猫の「ギザ耳」。
白と黒模様の猫で、ケンカでもしたのか、耳が少しギザギザになっていました。
ある日のこと。
ポケがどこかに出かけていったので、子猫を見ようと押入れを覗いてみました。
すると、そこには子猫たちを抱いたギザ耳がいました。
びっくりしました。
きっと、
「ああもう子育てなんてウンザリ たまにはあなたも子供の面倒みなさいよーーっ」
と、ポケに言われて、
「わかったよぅ。 しかし、いいのかな。しがねえ野良猫の俺が入り込んで…」
とか言いながら、子守してたんでしょうねぇ。
♀猫なので、子供を次々と産みました。
最初の子は次兄の布団で夜中に、次兄に手を握ってもらって産んだらしいです。
初めての子育ては猫にとっても大変だったらしく、おっぱいを飲ませるのも下手でした。
おままごとの哺乳瓶やスポイトを使ったのは、もしかしたらポケの子の記憶だったかもしれません。
なんとか母親のおっぱいを飲むようにと、ポケを横に寝かせ、赤ん坊を乳のところに持っていきました。
しかし最初の子どもたちは弱かったみたいです。
間もなく死んでしまいました。
ポケは動かなくなった子供を母の前に連れてきては横になり、
「ねえ、おっぱい飲まないの。飲むようにしてよ」
と訴えたそうです。
「ポケ、この子はもう死んでるよ。もうおっぱいを飲めないんだよ」
と、言い聞かすのが辛かったと、母は言いました。
しかし間もなくまた子供を宿したポケは、3匹の子供を産みました。
一匹は我家にそのままとどまり、「ボッチ」という名前を付けました。
一匹は私の中学校の友達、‘トカゲさん’の家に貰われていきました。
もう一匹はやはり中学の友達の‘ヨシコちゃん’ちに貰われていきました。
この、‘トカゲさん’は、その後の猫の不思議話に登場します。
その次もまた子供を産みますが、今度は2階の押入れで子育てをしました。
ポケは自分でそこを選び、子供たちを連れていきました。
その頃には父親が誰なのか、私たちにはわかっていました。
野良猫の「ギザ耳」。
白と黒模様の猫で、ケンカでもしたのか、耳が少しギザギザになっていました。
ある日のこと。
ポケがどこかに出かけていったので、子猫を見ようと押入れを覗いてみました。
すると、そこには子猫たちを抱いたギザ耳がいました。
びっくりしました。
きっと、
「ああもう子育てなんてウンザリ たまにはあなたも子供の面倒みなさいよーーっ」
と、ポケに言われて、
「わかったよぅ。 しかし、いいのかな。しがねえ野良猫の俺が入り込んで…」
とか言いながら、子守してたんでしょうねぇ。