■シルクスクリーン研究科■
本講座は
昨年、シルクスクリーンを学ばれた方のアドバンス編です。
まず
インクや支持体の研究、
そして、幾つかの加飾法学び
最終的には
技法体験の域をこえて
独創的なシルクスクリーン作品を目指します。
上の写真は銀箔を画面に刷り込むサンプルです。
通常のインクで刷る手法とこれらの加飾法を
併用すると物質感を伴う仕上がりになりそうです。
各人の興味の方向で、いろいろと研究して頂きたいと思います。
どのような展開になるのか楽しみです。
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初日の実習は原稿作り。
フォトショップを使って、写真製版に適する
原稿を作成することに取り組みました。
前回の講座で学んだ原稿作りを復習したのち
部分的に濃度やコントラストに微調整を加える作業を学び
理想に近い状態で原稿を仕上げました。
この写真は透明フィルムにアミ点原稿を印刷したモノを
2枚重ねただけですが、
動物園の生活空間から外へ視線を向けるライオンの
魂が写っている印象を受けます。
既に原稿の状態で
何かを語りかける魅力を持っていますね。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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