■ 表現研究講座1■
気持ちの良い天候の中
表現研究講座1は屋外での実習からスタートしました。
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写真は英語で “photography”
“photography”の語源は「光が画像を作ること、光の図」です。
・・・ということで
本講座の初日は写真の語源を体験します。
光と影が織り成す像に注目すると
何気ないところで美しい構図を発見できます。
今回は光があたった部分は白く
影の部分は青くなる感光紙を用いて実習をおこないました。
この感光紙は熱を加えて現像します。
アイロンで熱をかけると
マジックショーを見るように
美しい青と白の画像が浮かび上がります。
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皆さん、様々な手法で光を操り画像作りに専念されていましたが
私が最もおもしろい!と感じた手法はコチラ
↓
水を入れたビニール袋を置いた時にできる
底の図柄が美しい事に感動しました。
現像後はこのような図柄になりました。
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ほんの数時間の実習でしたが
「光が画像を作ること」を体験いただけたと思います。
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【番外編】
この日の実習は公園でおこなったため
付近で遊んでいた子供達が
私たちの取り組みに興味を示し
実習後半はこのような状態になりました。
現像作業も見たいとの希望があり
徳永写真美術研究所では
一時、子供が溢れる空間になりました。
光と影を操るこの技法
子供達の心も捉えたようでした。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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