徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

■ 写真講座 13日目 バライタ印画紙でのプリント

2011年11月13日 | 銀塩写真講座


今回から本格的に
写真作品を制作する事を前提に
実習を進めていきます。
何をもって“作品”とするのかという点においては
様々な認識の仕方がありますが
本講座においては
バライタ印画紙を使用し
モノとして存在感のある銀塩写真表現に取り組む事とします。



これまでのRCプリントは
現像→停止→定着→水洗
4つの工程でしたが
バライタプリントでは
現像→停止→第一定着→第二定着→仮水洗→水洗促進剤→本水洗
・・・と工程が増え、作業時間も長くなります。



プリントウォッシャーを使用し
効率的に水洗をおこなうにしても
水洗時間は1時間以上。
手間と時間をかけるバライタプリントは
必然的に想い入れが増す事になります。



この日
4×5サイズのフィルムから
プリントした写真がありました。
服を撮影した写真ですが
布の繊維までを確認できる表現性に
感動する仕上がりとなりました。

記:徳永好恵

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・