まずは製版作業。
蛍光灯を消した薄暗い室内で
スクリーンの感光面に製版原稿を固定しました。
各自、C・M・Y・K版と4回の製版を繰り返します。
この日は6人の受講生ゆえ、24枚分の製版作業です。
一度の露光で3枚の製版をおこないました。
同じ作業の繰り返しながらも
気を緩めず
全員
1枚も失敗することなく完了できました。
*
講座後半は
刷り作業に取り組みました。
シルクスクリーンは刷るよりも
下準備に手間がかかります。
特にマスキングテープを貼る作業は
丁寧さが大切です。
今回は20枚の紙を配布。
4色刷りを完成させるには20×4=80
80回の刷り作業となります。
1、2色刷り上った段階では
どのような色の展開になるのか分からず
こころもとないですが・・・
3色目を刷った頃から
分解された色味がよみがえってきたと感じるようになります。
この日は
じっくりと作業を進める方は
1色もしくは2色目で
作業を終えました。
しかし
手の早い方は
なんと!80回の刷り作業を
完了できました。
次回も引き続き刷りに専念します。
早く仕上がった人は
実験的な刷り作業に
取り組んでいただく予定です。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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