この日は番外編として
日本写真芸術学会のシンポジウムに
皆で参加しました。
シンポジウムの内容は
「写真のアーカイブスについて」
写真のアーカイブスについて考える際
絵画や彫刻作品と異なる点は
<写真資料と写真作品>
両方の価値を持つ場合がある点。
その具体例として
2016年にお亡くなりになった井上隆雄氏の
写真の扱いについの紹介がありました。
氏の出身大学である京都市立芸術大学の研究センターでのプロジェクトに
「井上隆雄写真資料に基づいたアーカイブの実践研究」があるとのこと。
その研究活動について
プロジェクトリーダーである山下晃平さんから
紹介がありました。
偶然にもTIPメンバーが
氏の写真整理業務に携わっていたこともあり
フィルムやプリントの整理・保存など
その管理についての話は
リアルに思い描きながら拝聴する事が出来ました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。