毎年
徳永写真美術研究所で開催している
サイアノタイププリント体験。
しかし
講座内容は
常に異なる視点を加えて開催しています。
今回は
技法の掛け合わせという視点で
シルクスクリーンプリント技法を併用した
サイアノの表現研究をおこないます。
講座初日は
サイアノタイププリントとは
どのようなプリント技法であるのかを
知ることから始めました。
この技法を発明したのは
イギリス人のジョン・ハーシェル。
ハーシェル一族は天文学者の家系で
彼の父は天王星を発見したウイリアム・ハーシェルです。
ジョン・ハーシェルをウィキペディアで検索すると
写真術の研究については
ページ後半に数行の記載があるだけで
天文学者・数学者として紹介されています。
この日は快晴。
サイアノの青は宇宙に繋がる青だと連想しながら
露光機を使わず、太陽光での露光に取り組みました。
次回は
デジタルネガフィルムでの原稿作成と
露光機でのプリント作業をおこないます。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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