2021年度最初の活動報告です。
今期は
一部オンライン対応も含みますが
実習系の活動は
TIPAは小さな活動ゆえ通常通りで
進めることにしました。
活動初日は古典印画技法。
今期は4技法に挑戦します。
最初の技法はサイアノタイプ
日光写真とも呼ばれ
取り組みやすい技法です。
TIPAで紹介する処方は
便利なキット等を用いず
試薬を調合して感光液を作ります。
最初は全工程の体験と同時に
5秒、10秒、15秒、30秒~6分の
太陽光での露光チャート作り。
露光直後の感光紙です。
このような状態から
水現像を経ると青が生まれます。
チャートには実験日時をメモし
露光データとして活用します。
その後は
持参したモチーフを用い
光画を描くことに取り組みました。
陽射しが強くサイアノ日和でしたが
風も強くモチーフが飛ぶ事態に・・・。
平面性のあるモチーフは
ガラス板で密着させて露光。
(ライスペーパーを挟んでいます。)
花壇の植物の陰影も
即興的に画面に含めたり・・・
短時間の実習でしたが
天候に恵まれ様々な実験を
おこなうことができました。
2週間後の活動では
更に実験を深めてまいります。
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TIPA活動へのご参加受付中
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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