屋根の骨組みが一部姿を現して数日たった金曜日。仕事の途中に丘に寄ってみると、小さいほうの屋根もレールに載せられ、さらにその骨組みに垂木が組み込まれていた。垂木は鉄骨に振動ドリルを使い、コーススレッドと呼ばれる木ネジで取り付けられて行く。全ての垂木が組み込まれるのに掛かった時間は数時間だった。手際のいいものだ。
現場を離れようとしたら、大工さんたちが垂木に野地板を張り始めた。今日は全部は張れない、申し訳ないが続きは来週だと言う。材料が全部整わなかったそうだ。
急ぐ事は無い。建設に何年も掛かった僕にとってはここまで出来ただけで夢心地だった。もっとゆっくり作ってくれたほうが長く楽しめるとさえ思った。
現場を離れようとしたら、大工さんたちが垂木に野地板を張り始めた。今日は全部は張れない、申し訳ないが続きは来週だと言う。材料が全部整わなかったそうだ。
急ぐ事は無い。建設に何年も掛かった僕にとってはここまで出来ただけで夢心地だった。もっとゆっくり作ってくれたほうが長く楽しめるとさえ思った。