平岡を出たら、温田、為栗をパスして田本に向かう。言うまでもなく小和田と並んで飯田線内有数の秘境駅だ。電車で来て降り立つと「出口さえ無い」等と言われるが、ちゃんと豊橋寄りの97番トンネルのポータル脇に階段があり、出入り口はある。有名なのはそこを出て坂を延々と上った先の県道沿いにある田本の町だ。県道まで出れば自販機も定食屋もある。TVの情報などで訪れる人はたいがいこちらの道を選ぶ。が、実は坂を上らず緩やかに下る測道があり、それを進むと2本の吊り橋を渡って川を越えた先にも民家があり、こちらのルートの方が歩行距離が短く、車でのアクセスは断然よい。
第1の吊り橋、その気になればこの寸前まで車が入れる。川を渡る大きな吊り橋だ。

第2の吊り橋、こちらはだいぶ小さい。

第2の吊り橋上から、飯田線の鉄橋が少しだけ見える。

緩い上りのけもの道をだらだら進むと、左から急な上り坂の道と合流し、駅に至る。こちらの道の方が狭く荒れた感じがするので入り込む人は少ない。
97番トンネルのポータル上に出る。ここから駅が一望できる。急な崖に沿って狭いホームがカーブしているのが見て取れる。

ホームまで出て振り返るとこの景色だ。97番トンネルの脇に階段が見える。例によって切符箱が好きな部長が座っている。

ホームの天竜峡寄りが少し広くなっていて、駅名板と開放型待合いがある。他にはトイレも水道もない。当然自販機もない。だいぶ昔(10年以上前だ)には、この待合いに駅を利用する田本の住民が長靴を置いていた。今回改めて見たが、長靴はなかった。

天竜峡よりの98番トンネル。この短いトンネルの先にすぐ99番トンネルがある。実はここもだいぶ昔、駅を利用する住民が出口として利用していた。この短い2つのトンネルを通り抜けると、すぐ上に学校や民家がある。そこまで行くには、線路を歩くのが最も近いのだ。何しろ正規の出口から歩けば恐らく40~50分かかる距離をほんの10分足らずですませる事が出来る。今でも住民用の隠し出口になっているのだろうか?

最後に、豊橋方面行きの伊那路が通り過ぎた。局長はカメラの電池を交換中で撮り逃した。

すっかり日が傾いてきた。今日の写真はここまでだ。宿泊予定地、飯島に向かう。
第1の吊り橋、その気になればこの寸前まで車が入れる。川を渡る大きな吊り橋だ。

第2の吊り橋、こちらはだいぶ小さい。

第2の吊り橋上から、飯田線の鉄橋が少しだけ見える。

緩い上りのけもの道をだらだら進むと、左から急な上り坂の道と合流し、駅に至る。こちらの道の方が狭く荒れた感じがするので入り込む人は少ない。
97番トンネルのポータル上に出る。ここから駅が一望できる。急な崖に沿って狭いホームがカーブしているのが見て取れる。

ホームまで出て振り返るとこの景色だ。97番トンネルの脇に階段が見える。例によって切符箱が好きな部長が座っている。

ホームの天竜峡寄りが少し広くなっていて、駅名板と開放型待合いがある。他にはトイレも水道もない。当然自販機もない。だいぶ昔(10年以上前だ)には、この待合いに駅を利用する田本の住民が長靴を置いていた。今回改めて見たが、長靴はなかった。

天竜峡よりの98番トンネル。この短いトンネルの先にすぐ99番トンネルがある。実はここもだいぶ昔、駅を利用する住民が出口として利用していた。この短い2つのトンネルを通り抜けると、すぐ上に学校や民家がある。そこまで行くには、線路を歩くのが最も近いのだ。何しろ正規の出口から歩けば恐らく40~50分かかる距離をほんの10分足らずですませる事が出来る。今でも住民用の隠し出口になっているのだろうか?

最後に、豊橋方面行きの伊那路が通り過ぎた。局長はカメラの電池を交換中で撮り逃した。

すっかり日が傾いてきた。今日の写真はここまでだ。宿泊予定地、飯島に向かう。