田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

田切掃除冬7

2005-11-29 20:41:11 | 飯田線の旅
 辰野から伊那市に向かう途中、伊那松島駅を通過する際に進行方向左に大きく広がるヤードは旧伊那松島機関区だ。かつては飯田線の代名詞であった旧型国電が多数停まっていたそうだ。光画部が飯田線に撮影旅行に来ていた理由も実はそこにあった。飯田線と言えば旧国(旧型国電の略称)と言われるほど、本州でも最後期まで旧型の列車が多数(他種類)走っていた。そこで、鉄道好が集まっていたのだ。田切近傍の河原の大カーブの築堤は、超有名な撮影ポイントだった。しかし旧国が無くなり、貨物列車が廃止されて以来、撮影に訪れる人は激減した。そんな昔話に思いをはせながら松島駅のヤードを見よう。
 最近はどうか知らないが、かつてはここでよく撮影会をしてた。撮影会と言っても水着のモデルのではなく、列車のである。飯田線では珍しい車両を引っ張り込んだりして並べて、撮影させていたのだ。それなりに人が集まったりしていた。

 この辺りは、なにぶん人が結構住んでいる都市部なので、何か都会の私鉄のような風情で、あまり旅の感慨はないかも知れない。しかし冬場にはトロッコファミリー号が臨時で数日間だけ運行する事がある。天竜峡から伊那北までがおきまりのルートで、実は多くの客は天竜峡で乗ってすぐ先の飯田で降りてしまう。実にもったいない。この飯田トロッコ号の最大の見せ場は伊那市~伊那北間なのだ。この区間はすぐ目の前を軒先がかすめなかなか楽しい。機会があればぜひ1度乗るのをお勧めする。

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