2024年10月19~20日は川越祭りでした。川越は観光都市でお祭りが多いですが、春祭り、夏の百万灯祭りに続いて行われる秋の川越祭りは、川越最大のお祭りです。お祭り自体は川越総鎮守である川越氷川神社の祭礼なので、昔は曜日に関係なく行われていました。それだと平日になる年もあって観光客が見に来られないと意見があり、現在は10月の第3週の土日に行われています。
19日午前中
川越祭りは基本的に夜祭なので、午後遅くになってからにぎわい始めます。19日午前中に祭とは別の用事でクレアモールに出かけたので、祭りの準備状況が見られました。
川越駅から商店街クレアモールに至る通路から見下ろした山車待機所です。普段は線路沿いの小公園ですが、単管パイプで小屋を仮組して山車と町会の待機所になっています。
クレアモールは道幅があまり広くない商店街です。歩行者専用道ではないので、祭りの日でも朝の内はゴミ回収とか納品とかの車が出入りします。活気がある商店街ではありますが、やはり店の入れ替わりもあり、空き店舗となった場所が更地になっている所もあって、そんな空き地にキッチンカーが出ています。
ちょっとした空き地には商店街の店舗がタープを張って出店を出しています。
文房具店の店先にくじ引きの出店が準備中です。毎年ここでは文具が当たるくじ引きをやっています。
まるひろ百貨店の店頭でも露店の準備中です。ここもおもちゃやぬいぐるみが当たるくじ引きが数店並んでいて、子供に大人気です。
昼少し前、祭開始にはもう少し時間がありますが、参加している町会の山車が動き始めます。山車が動き回る道路では電線の地下化が進んでいますが、このような歩道橋はさすがに撤去出来ないので、3階建ての山車を少し下げて、引っかからない高さにして通ります。
観光客が集まり始めています。川越駅の到着する電車も通勤時間帯の様な満員でした。
山車は3輪の物と4輪の物があり、4輪の物は操舵機能がありません。つまりハンドルが付いてません。そこで、進行方向を変える際は車輪にテコをあてて、力づくで向きを少しずつ変えます。これはどうやら道路上のマンホールの微妙な段差に車輪がはまり込んだようです。力自慢のおっさん達がテコを当てて救出作業中です。
19日午後
一度家に帰り、午後は歩いて祭りに出かけました。西川越から今成(月吉陸橋)を通過して祭の行われている地域に至ります。
車両進入禁止エリアにつきました。この先は歩行者天国になります。祭開始時間(規制時間)になったら警備員が配置されます。
規制線から最初に店先に出店を出している居酒屋「おかんとこ」が見えてきました。毎年この前を通りますが、まずここでモツ煮を食べるのが恒例になっています。つまり1年で1回しか顔を出さない店です。
このビリケンさんが、おかんとこの開店中は店先に出ています。みんなが足の裏に触るので、はげています。
今年もモツ煮を食べようと思ったら、牛筋の煮込みがあったので、思わず牛筋にしてしまいました。塩味の汁で500円でした。
牛筋を食べている時に空を見上げたら、この不穏な雲が出ていました。
乳房雲です。こいつは、この上空に積乱雲が発達している兆候であり、「見たら逃げろ」と言われている危険な雲です。天気予報でもこのあとは夕方から雨降りになっていましたので、夜の祭り本番に向けて不安事項ですね。
コンビニも店頭にも出店が出ています。と言うかコンビニの店外飲食スペースです。フルランクフルトやおでん等が少し安く売られています。
その2に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます