田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

秩父鉄道フェスタ1

2008-05-18 20:22:25 | その他
 17日の土曜日に秩父鉄道で「わくわく鉄道フェスタ」があった。天気も大変よかったのでちょっとのぞきに行ってきた。春の旅シリーズももうすぐ終結なんだが、鉄道フェスタの方を優先して集中的に紹介しよう。
 場所は広瀬川原駅にある秩父鉄道の車両工場。最も路線図を探しても「広瀬川原」なんて駅はない。イベント用の臨時駅なのだ。実際の最寄り駅は「広瀬野鳥の森」で、そこから1キロ弱ほどの距離を歩く。ただし、何本かイベント用に広瀬川原駅に直接乗り付ける便もあったから、一応臨時駅といっても差し支えあるまい。
 秩父鉄道は埼玉県北部を走る私鉄で、旧型の車両が多数残っているし、首都圏で一番近いSL列車「パレオエクスプレス」を運行している。



 これが広瀬野鳥の森駅。駅舎も真新しく、新設駅かあるいは新築だろうか。片面ホーム(単線だし)でホームも狭い。おそらく普段はそれ程乗降客も多くないのだろうが、この日ばかりは盛況だ。



 このように手作りの案内板が、経路上随所に設置してある。これにしたがって進めばどうやら会場に着けるようだ。なにやら川の大きな土手の上の砂利道を歩き進む。



 何の川だろう、荒川の少し上流だろうか?この土手の川側に鬱蒼とした森があり、そこが「広瀬野鳥の森」だった。線路をはさんで右側に、会場になる車両工場が見えてきた。



 日差しの中、ここまで歩いただけで少し汗ばんだ。会場入り口のゲート。手作り感いっぱいの会場だ。小さな子供連れの家族客が多い。中々楽しいイベントでした。
そこで、次回より何回かで写真入で紹介します。



 最後に、情報先出しで、会場にいたこの3匹。左から埼玉県のマスコット「コバトン」名前からして恐らく鳩でしょうね~。真ん中のピンクが今回初登場の秩父鉄道のマスコット。この時点ではまだ名前は無く、3つの候補名から、この日の来場客の投票で決定するイベントがあった。色からして女の子で、右のやつの恋人らしい。一番右が前からいる秩父のマスコットの「パレオ」くん。名札がついてる。いったい何かというと、恐らく「かば」の仲間。何故そう推測できるかは次回以降種明かしします。
 因みに真ん中のピンクは「パレナ」に決まったようです。
天気がよかったから、暑かったろうな~、この3匹。

春の旅16

2008-05-17 20:48:44 | 飯田線の旅
 たっぷり時間を掛けて田切駅を綺麗にした。一仕事終えて、さあ、どうやって帰ろうかな?昼飯はどうしよう??と考え始めたら、今回最大の問題点が露呈した。
 帰りの電車がない!!!ではないか。かつては掃除中に田切に停まらないで飯島まで行ってしまうちゃんとした快速の「みすず」が何本か通過し、ダイヤに載らない貨物列車が通過し、また掃除後にすぐに帰るにも少し遊んで帰るにも、多数選択する電車があった。しかし、現在の飯田線の運行ダイヤと来たら、比較的沿線人口の多い北部ですら、ほとんど走っていない。1時間で1本もない時間帯がかなりある。駅に掲示してあるダイヤ表も、すかすかと空間ばかりが目立ち寂しい限りだ。・・寂しいだけならまだしも、これでは生活の足としての用ははたすまい。関東方面へのアクセスがよい中央線回りで帰るにも、青春18切符で普通電車を使う限り、12時台の電車の飛び乗ったらもう、飯田線内で途中下車する余裕はない。まいったな。掃除開始を遅くしたのは、なかなか良かったが、終わった後が問題だ。

 今回、掃除に参加したのは総勢8名、副部長の車の乗車定員が同じく8名!よしこれで移動しよう!と言うことになった。それなら列車時間の制約を受けないので、飯田線内で昼食タイムも取れる。
 さっそく、乗り込もって移動しようと思ったら・・・う~ん、入りきるかな全員。
一応3ナンバーボディだから、大人8人楽勝なはずなんだが、なにせ皆さん大荷物なのだ。人は問題なく乗れるが、荷物が入らないではないか。とにかく、荷物を隙間に詰め込んで、更に膝の上でだっこして、何とか入りきった。広いはずの車内はぎゅう詰めだ。
 最初、中田切り川まで少しの距離を移動する。せっかくだから河原で少し遊ぼうというわけだ。



 中田切川のオメガカーブにに掛かる中田切川橋梁。後は中央アルプス。晴れていればもっと綺麗に山が見えるのに残念。かつての列車撮影の名所も、通過する本数と種類の激減により、すっかり寂れてしまった。



 少しズームアップ。ここはあ~るのコミックのロケーションに出てますね。



 なにやら撮影する亀さんの背中。
水に入って遊べると思ったが、なんのなんの、雪解け水はまだ冷たい。もう少し暖かくならないと川遊びは辛い。

 ひとしきり遊んだら、昼飯を食いに移動する。

春の旅15

2008-05-11 07:14:21 | 飯田線の旅
 いよいよ、田切の掃除(時間変更編)の開始となった。
今回の掃除は開始時間を約1時間半ほど遅くしたので、いろいろと面白いことが起こった。僕らが掃除を始めてから30分程した頃に、駅下の駐車場にバンが一台やって来て作業着姿の2人組が降りてきた。手になにやら掃除用具を持って階段を上がってくる。どう見てもプロの掃除人だ。今までこれほど完全な装備で掃除に参加した者はいないし、第一年齢層が妙に高い。どう見たって自他ともに認めるおっさんの僕よりも10歳以上は年上だ。いったいどういった素性の人達なのだろうと不思議に思っていると、まぎれもなく田切駅の掃除に来たJR関係者の人だった。関係者というのは「東海交通事業(だったような・・)」の駅清掃作業員なのだった。僕はこの辺の事情にそれほど詳しくないが、東海交通事業はJR東海の子会社と言うか関連のある外郭団体で、要するにJR東海の雑用業務なんかを請け負っている組織だと思う。間違っていたらスイマセン。JR東海の(定年)退職者の受け皿会社だろう。つまり駅の掃除に来た年配の2人組は、元JR東海の社員と言うことだろうか?長い事田切駅の掃除に携わってきたが、本業の、つまり仕事で掃除をする人たちと共同作業するのは初めてだ。これも開始時間を繰り下げた事によるのだろう。



 抜けるような青い空!とは行かないが、雨が降っていないだけマシ。熱くもなく寒くもなく、草もなく、良い掃除日和だ。



 階段掃除に励む亀さん。毎回階段掃除は時間が掛かる。見ての通り、段の両端のコンクリートが痛んでいて補修の跡がある。しかし、その補修もあちこち痛みが出てぼろぼろになりつつある。



 扉の掃除をする本業者。



 階段の掃除も共同作業。いやぁ、画期的な掃除でした。
駅も綺麗になり、夏の観光シーズンを迎える準備が完了。

春の旅14をお休み

2008-05-06 23:32:54 | 飯田線の旅
 春の旅シリーズ中ですが、今夜は別の記事を紹介しよう。
今日でゴールデンウィークが終わるのだが、今回の連休は暦通りに休み、と言うより暦通りに出勤をした。雨降りが多くて何となく停滞した連休だったが、最終日の今日は朝から気持ちよく晴れて行楽日和になった。そこで、カメラを持って自宅近くの撮影ポイントに向かった。



 川越駅はJRと東武東上線の2線がくっついている駅で、そのすぐ先を西武新宿線が直行して横切り本川越駅まで伸びている。川越・川越市・本川越の3駅は極めて距離が近いエリアに集中しているのだ。その交差するポイントが上の写真で、下が西武線、上が東武線とJRだ。
 このようなポイントなので、上手くすると西武・東武・JRが1枚の写真に収められるのではないかと予てより考えていた。しかしまあ、3線がそれぞれ専用の軌道を走っているので、ダイヤにこれといった関連性はなく、ジャストタイミング!と言うのはなかった。





 西武線の車両が2種類。本川越駅に入る最後の直線で下り勾配が10‰だ。本川越は終点駅で端頭式のホームが3面ある。西武線の踏切を背にしているので、西武線の通過は事前に察知して準備できるが、上の2線は近くで踏切が鳴らないので、いきなり通過するため準備の余裕がない。



 西武線といえばこの黄色い車両。あ~るの単行本にも出て来るのはこのタイプだ。
西武と東武の立体交差だが、理想をいうと両方の頭を良い交差具合で撮りたい。



 最後に、西武線の特急小江戸号と交差する東武乗り入れの地下鉄車両かな?
三脚を据えて半日くらい粘れば理想のアングルのシャッターチャンスがあるかも。
因みに順光は午前中です。

春の旅13

2008-05-05 23:53:16 | 飯田線の旅
 田切駅春の大掃除がいつもより少し遅めに始まった。冬と違い雪がないし、今回は(この時点では)雨にも降られず、暖かくて実に掃除日和なのだった。
 駅の築堤の草が枯れている上に綺麗に刈り取られているので、散らかったゴミを拾うのはこの季節しかない。夏になれば草が生えまくって立ち入るのも難儀してしまうのだ。駅のゴミ箱がJRが言うところに寄れば「保安上の理由」で撤去され、かつ、禁煙になって以来、待合いの中、待合い前のホームおよびホーム下の線路及び、待合いの下の土手はゴミが散乱するようになった。もちろんゴミをポイ捨てするものが一番悪いのだが、そう言った環境を設えてしまっている営業側にも少々問題があるように思う。



 築堤に降りて下から見た待合い。このようにホームから空中に張り出している。床下が吹き抜けなので、冬は途轍もなく寒いのだ。



 待合い下のゴミを拾う局長。空き缶空き瓶、その他食べものの袋、そして吸い殻が多数散乱している。これらを全部丁寧に拾い集めるのだ。



 待合い下で可憐に咲く水仙の花。よく見ると色々な種類の花が咲いているし、夏には冬瓜(らしきもの)も伸びて大きな実を付ける。身近な足元に自然があるのだった。