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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

夏の飯田線旅行2

2008-09-22 07:56:31 | 飯田線の旅
 シリーズ再開

 さて、MLながらが豊橋駅に着くのは早朝0400、しかし豊橋駅発は0453と約1時間の長時間停車になる。かつての長時間停車駅は静岡だったと記憶しているが、最近は豊橋での時間調整停車となった。これでは飯田線始発の0600まで、実に2時間も時間が開く。寝る時間確保で発車直前まで乗っててもいいんだが、夏場は寒いわけでもないし、さっさと降りてしまう。僕らが下車するのと入れ替わりに、デッキに座っていた客(指定券の無い不正乗車客だよな、多分)が席に着く。思いがけない幸運だったろう。



 この時間の駅はまだ閑散としている。見ての通り、駅蕎麦屋も開いていない(極めて早朝だから当たり前だけど・・)飯田線中部~北部の駅そばが全滅した今、ここ豊橋か豊川で駅そばを食べないと、飯田線内ではもう駅そばを食べる機会は無いのだ。
 あ~、壷屋(豊橋・豊川の駅そばを経営している会社)のきしめんが食べたい!

 かつては食糧事情の極めて悪いことが有名だった飯田線だ。僕らも始めておとずれた時には壮絶なる飢餓状態に苦しんだが、近年すっかり状況がよくなって食料調達の心配が無くなった・・・と安心していたら、今回の旅ではひさびさに苦労する羽目に・・・
 早速駅改札を出て、駅前のローソンに向かう。朝食の買出しだ。
少し頭が重い、きっと赤ワインが残っているのだ。僕らはそれぞれの酒の残り具合に応じて、朝食を買い込み、駅2階のデッキに戻って、朝食タイムにした。



 まだ、こんなに暗いですよ。
今回の旅のプランでは、小和田を見学するのが前半の最優先事項なので、0600の始発電車に乗る必要がある。



 しかし、6時まで駅前で無碍に時間を潰すのも勿体無いので、隣の駅まで歩くことにする。幸いうす曇で雨が降っていない。豊橋のすぐお隣は、駅に見えない「船町」だが、そこは前にじっくり取材済みなので、さらにお隣の「下地」を目指すことにする。
船町までは線路沿いを歩けばすぐで、下地は豊川放水路をまたいで目と鼻の先にある。が、放水路を渡る橋が線路沿いには無い!だから、パスをする船町ははなから無視して、飯田線の線路とはまったく方向が違う放水路を渡る橋を目指して歩き始める。このルートなら豊橋から下地までは2キロ弱。のんびり歩いても僕らの足で25分位だろう。



 豊橋駅前を左に進んで橋を渡る。渡った後は豊川放水路の土手の上の道をひたすら歩く。曇ってはいるが湿度が高く、普段あまり動かない宇宙局長は、汗で溶けそうになっている。しばらく進むと飯田線や名鉄や東海道線が放水路を渡る鉄橋が見えてきた。これに歩行者用歩道が付いていれば、船町~下地は徒歩5分ほどなのに。

 鉄橋を渡る名鉄の列車。空気が澄んでいないので、あまり綺麗には写らない。

みずほプロジェクト2008

2008-09-21 21:19:49 | その他
 台風の直撃が回避されて、何とか天気が回復したと思えた今日9月21日、木崎湖の清掃活動「みずほプロジェクト2008」が行われた。事前のエントリーが必要なイベントのようだった(ボランティア保険等の関係で)ので、エントリーしていない僕らはそれとは無関係に温泉に入るためと、同時開催の草薙背景原画展を見に行った。場所はいつもお馴染みの「ゆ~ぷる木崎湖」
 これまた例によって前日夜に移動開始して高速道路の深夜割引を最大限利用した。
夜明け前に木崎湖キャンプ場に着いて少々仮眠。その後、夜が明けてすぐ起き出して桟橋に行った。



 実に綺麗な景色でした。風も波もない鏡のような湖面に映る山々。



 みずほ桟橋も御覧の通り、OVAに出たバージョンに細工されてます。
写真はEOS-10DにEF20ミリでISO1600に増感してあるので、実際はもう少し暗かった。

 さて、早朝は良かった天気だが、次第に崩れて断続的に強い雨が降り続いた。
湖清掃イベント「みずほプロジェクト2008」には100人位の参加者があったそうだ。
しかし、青春18切符の時期ならあと100人くらい増えたんじゃないかと思うんだが?どうでしょう。

夏の飯田線旅行1

2008-09-15 20:17:25 | 飯田線の旅
 9月5日(金)の夜から、田切駅の夏掃除を兼ねて飯田線旅行に出かけた。
今回は夏の青春18切符通用期間最後の週末金曜日であり、東海道本線の夜行快速MLながらの指定席券は「プラチナチケット」になったらしい。我が光画部宇宙局長の尽力により、人数分の切符が手に入ったのは実に幸運だった。
 東京駅「銀の鈴」に22:30に集合した。銀の鈴って前はもっとこ汚い金属製だったような記憶があったが、なんか綺麗になっている。不思議に思って眺めてみたら、近頃新たに作られた物のようだ。
 ホーム上のコンビニで買い出しをして入線を待つ。本日は指定券がすべて売り切れている事、指定券がないと乗車できない事を再三アナウンスしているし、ホームにも目立つように掲示してある。かつての大垣夜行時代は(って、もう大昔の話だよなぁ)全自由席だったので、席を確保するために昼頃から品川駅の臨時ホーム上に陣取って場所取りしたものだが、指定席化してくれたおかげで発車時間寸前に集合しても大丈夫になった。



 ↑テーブル上に陣取る部長
 今回確保出来たのは、車両入り口のデッキより車端にあるセミコンパートメント席。車端なので揺れるのと、座席がリクライニングしないので、「寝る派」には不人気席だが、4人集まればテーブルを囲んで向かい合えるのでなかなか良い。トイレに近いのも便利だが、その分人の出入りもあって鬱陶しいとも言える。



 テーブルはそこそこ大きさと高さがあるし、しかもしっかり床に固定されているので飲み物やつまみ類を広く展開できる。昼間なら食事もゆったり出来るだろう。我々も早速持ち込んだ飲み物やら食べ物を広げた。
 ↑夕食のカツサンドを食べる局長。

 ↓部長の前の缶チューハイ。ワインのボトルもあるな。噂では缶ビールなんかもだいぶ滅ぼしたらしい。
 東京を23時台に出発するので、さほど時間を掛けて騒いでいるわけにも行かない。
だいたい小田原に着くまでが良識的な範囲だろう。



 さて、東京を出発し、品川あたりから、デッキに座り込んでいる客が目立ち始める。指定券がないと「乗車できない」んじゃなかったかな?ちゃんと取り締まれよJR東海。真面目に指定券買ってる客が馬鹿を見るだろ!

問題だよこれは!

2008-09-13 22:42:18 | 飯田線の旅
 田切の大掃除が終わった。この行事が終わると夏が終わって秋が来る気がする。
さていつもなら旅行記を書くところだが、その前に一つ紹介しておきたい事がある。

 今回も晴天に恵まれて良い掃除になったのだが、掃除の最後にゴミ拾いをしていて目に付いた物がある。それが下の写真。



 アップなので分かりにくいんだが、これは枕木です。枕木の上に吸い殻が落ちていて、枕木には燃えた痕がある!吸い殻の乗った場所が「焦げた」なんて程度ではなく、明らかに燃えた痕だ。枕木はその名の通り木で出来ている。現在は普通に防腐剤を塗ったりしているようだが、かつてはコールタールを塗っていた。乾燥した木材にタールが染み込んでいるのだから、基本的には大変燃えやすい素材では無かろうか?そこに火を消さないままのタバコを投げ落としているのだから、火が付いてもそれは当然の結果なのだ。
 駅は田切に限らず全面禁煙である。田切駅には喫煙場所の設定はない。なのに最近駅を汚しているのはかつての落書きではなく、明らかにタバコの吸い殻だ。誰もいない築堤上の無人駅で、「規則だからタバコを吸うな!」とまで言う気はない。だが吸い殻の処置をちゃんとするのは喫煙者の義務であろう。

 駅が燃えてからでは遅いのだ!

これでいいのだ

2008-09-01 21:34:10 | その他
 前回の奥多摩~青梅間を走る展望普通車4両のサイドカラーリングを紹介しておこう。



 奥多摩方向の先頭車が冬。雪の結晶がデザインされている。


 
 続いて秋。紅葉が舞っている。でもかなり緑色の葉っぱもある。



 夏。この花は何かというと「蓮華升麻」れんげしょうまと読みます。御嶽山に自生しているようで、8月いっぱいはレンゲショウマ祭りをしてました。



 最後は真っ黄色のユズ。なんだけど、季節は春で合ってるかな??奥多摩はユズが名産品で、夏場は道端などで形の悪いユズを無人販売している。形が悪くても味はよい。しかも安いので風呂に入れて「ユズ湯」を楽しんじゃうのだ。

 てな感じで4両をそれぞれ奥多摩の四季に合わせてカラーリングしている。今回は雨降りだったので屋根のあるホームからしか撮影できなかったけど、周囲の景色と併せて撮ったら綺麗だろうね。



 青梅駅の改札付近にて。
「これでいいのだ」
 カラーリングが何となく似ているような・・・。