田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

田切駅冬掃除の旅1

2016-01-12 07:07:00 | 飯田線の旅
 新しい年になり、青春18切符通用期間の最終週末に当たる1/9~10に恒例の「田切駅冬大掃除」をやる為の旅行にでた。今回のルートは東京から豊橋、豊橋から飯田線を北上して田切入りの予定で、豊橋には9日朝に着いていたい。ところがMLながらが走っていないので、仕方なく夜行バスで移動することにした。新宿~豊橋駅前の夜行高速バス「ほの国号」だ。この路線に乗るのは16年ぶりくらいだ。


 新宿駅西口27番乗り場が出発地で23:40発。出発時間になっても予約客が揃わないということで出発が少し遅れた。出発時間を過ぎてスマホをいじりながら乗り込んできたのは若い女性だった。出発時間が遅いので、すぐに消灯になる。後は寝るだけ。


 寝て、起きたら豊川だった。すぐに豊橋に着くので降りる準備をする。定刻(05:30)よし少し遅れて豊橋駅前に着いた。この時期はまだ日の出前で暗い。バスの左後方が豊橋駅。
 時間的には豊橋06:00の飯田線始発に充分間に合うが、ここで今回の旅の同行者と合流するので2時間ほど時間調整をする。
 

 2時間あるのでまだ乗っていなかった豊橋鉄道に乗ることにした。駅前を散策していたら交番を発見。あ~るのOVAでご飯を炊くための電気を借りた豊橋駅前交番だ。でもこれって確か以前はOVAどおりに駅前に面してなかったかな?今は豊鉄の駅の方を向いている。記憶が確かなら90度向きを変えたことになる。


 豊鉄は私鉄なので青春18切符では乗れないから当然別料金だ。豊橋から知多半島方面への窓口になる三河田原までの短い路線で基本単線だ。駅は立派できれい。2階デッキ部分にはコンビニがある。


 スイカが使えるので機械にタッチして構内に入る。こんな風に花が飾られていた。もうすぐ菜の花が季節を迎える。


 駅に張ってあった痴漢防止のポスター。愛知県警作成みたいだけど、萌えキャラですね。
 

 豊橋駅は島式ホーム1面で2線。東急みたいな車両だな~と思ったが、やっぱり東急車輛製だった。3両編成のロングシート車で、それぞれが別の花のラッピングとヘッドマークで色分けされている。


 約30分の乗車で終点の三河田原に着いた。途中駅はほぼ古臭い待合だけの無人駅だったが、ここは新築の大きくモダンな駅だった。上から見るとかまぼこのような半円形をしている。駅前は広いバスターミナルになっていて、ここから知多半島の先端部へのターミナルになっているのだ。


 薄明るくなってきた。さすがに周囲を観光しているだけの時間的余裕はないので、乗ってきた列車での折り返しになる。盲腸線だから行き帰りが同じになるのは仕方ないが、来るときに真っ暗で何も景色が見えなかったのに、帰りはそこそこ明るくて景色が見える。車窓の左側、つまり海側に風力発電の大きな風車がづらっと並んでいたのが印象的だった。


 豊橋駅で動向の宇宙局長とY山君と合流して旅の仲間が3人になった。JR豊橋駅の構内に入ると・・・あれ、なんかすごく変わってない??改札入ってすぐ高級スーパーの成城石井がある。壷屋の駅そば屋は・・・新たに出来たプロントの後ろに隠れていた。店が小さくなっていたが、残っていて良かった。


 やはり鉄道旅の間は駅そばを食べたいから3人で壷屋に入る。蕎麦屋といっても名古屋圏なのでそばやうどんの他に「きしめん」があり、せっかくだから3人ともきしめんにした。
 さて、以前にも本に書いたが、ここでもう一度記録にとどめておこう。壷屋に麺を納めているのは「志賀製麺」という会社だ。この志賀製麺は僕が20年位前い居た職場の上司の実家だ。なんとも世の中は狭い。その上司が「うちはそばよりうどんの方に力を入れている」と力説していたので、壷屋で食べるときはうどんを選んだほうがいいのだ。今回はきしめんだったけど。

 いよいよ飯田線入りする。

元旦 川越七福神巡り

2016-01-03 09:25:00 | その他
 新年明けました。関東は穏やかな年明けになりましたが皆様いかがお過ごしですか?
元旦に川越七福神巡りに出かけてきました。川越の観光エリアはそれ程ど広くないので、ゆっくり歩いても3時間程度で回れます。


 スタートは川越駅、ここは最近整備された西口のデッキ。駅の中に観光案内所があって、そこで七福神めぐりのリーフレットが手に入ります。地図は少々簡略化されていてそれぞれの詳細位置がわかりにくいですが、まあ無いよりはかなりましです。どう回ってもいいのですが、一応番号順に歩いて回ります。


 第一番「妙善寺」お寺といっても、それらしくないコンクリート製の建物で階段を上がった二階が本堂。ちなみに右下の出店みたいなものは「石焼芋屋さん」で、1本100円と150円(大きさが違う)と大変庶民価格。あったかくておいしいです。


 ここに祭られているのは「毘沙門天」仏教の守護神で別名は多聞天。


 第二番「天然寺」ここだけ他の六寺と少し距離があります。この時期蝋梅が咲いていて甘い香りが漂います。本堂とは別に祠があり、お茶のサービスがあります。


 祭られているのは「寿老人」頭が長い。そういえば田切駅の下の聖徳寺さんにも寿老人が祭られていますね。


 第三番「喜多院」川越で一番有名なお寺で境内には五百羅漢があります。初詣の客が本堂に長い列を作っていますが、用事があるのは七福神で、こっちの堂にはまったく列が出来ていない。


 祭られているのは「大黒天」名前のとおり?真っ黒です。


 第四番「成田山」節分の豆まきで有名人が多数でる千葉の成田山の別院です。喜多院のすぐ隣にあり、ここも初詣での人気寺院です。本堂に長い列が出来ていますが、やはり七福神の堂には列がありません。


 祭られているのは「恵比寿天」ですが、なにやらたくさんいる。


 第五番「蓮馨寺」(れんけいじ)ここは呑龍上人(どんりゅうしょうにん)通称おびんずる様で有名な寺で、本堂の右端に七福神が鎮座しています。


 祭られているのは「福禄寿神」


 第六番「見立寺」有名な菓子屋横丁を抜けた少し先にある寺です。菓子屋横丁の出口がやたらと広々と更地になっているのに驚きましたが、つい最近大きな火事があって菓子屋が何件か全焼したからでした。


 祭られているのは「布袋尊」元は上の写真の小さな祠に居たのですが、本堂に遷座されています。


 いよいよ最後、第七番「妙昌寺」。ここは住宅街にあり大変わかりにくい場所です。七福神は本堂の裏手にある小堂に鎮座しています。
 

 祭られているのは「弁財天」で、七福神唯一の女神です。

 元旦に限らず、毎月1日は七福神のご縁日になっています。各寺でスタンプを押せる色紙や絵馬などが売られていますので、集めて回るのも楽しいでしょう。

 皆様にもご利益がありますように。また今年も良い年になりますように。