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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

英語が分かればなぁ〜「一人の男と二人の主人」

2017-11-15 10:36:33 | 日記
ナショナルシアターライブより、「一人の男と二人の主人」観てきました。面白い。イギリスで上演された芝居を映画館で観る趣向ですが、館内にいた外国人客はバカ受け。スラング イギリス社会を風刺したものなど、いろいろあるのでしょう。しみじみ 英語分かればなぁ〜と思いました。
もちろん、字幕だけでも楽しめます。まず、あら筋を。幕が開く前に、4人組のバンドが、何曲か演奏して舞台スタート。この後も、何度かバンド登場するのですが、なぜなのか 分かったのは、帰りにパンフレット読んでからでした。演奏終わると、あるギャングの家。娘が結婚するところ。そこに訪ねてきた男 ロスコーの用心棒と名乗ります。驚いたのは、ギャングのチャーリー。ロスコーは死んだと聞いていたのです。チャーリーとロスコーの父親との間には、互いの子供を結婚させる約束がありました。さらに、その日にチャーリーはロスコーの父親に借金を返す約束もしていたのです。
約束を守ろうとするチャーリー。が、娘のポーリーンは、ロスコーの死を聞いて、恋い焦がれる役者のアランと結婚するつもりだったので、納得しない。実は、ロスコー ホントに死んでいて、双子の妹レイチェルが、彼に扮していたのです。さらにさらに、ロスコーを殺したのは、レイチェルの恋人スタンリー。なんとも混みいった話ですが、ご理解いただけたでしょうか? 後もう少しだけ説明を。ロスコーの用心棒 ひょんなことからスタンリーの用心棒にもなります。ようやく「一人の男と二人の主人」のタイトルに繋がりました。おめでとうございます^_^
ここまで説明しといてなんですが、このお芝居 こうしたシチュエーション無視しても、そのドタバタぶりに結構笑えます。用心棒を演じた主人公の役者さん 太っているんですが、実に身軽。舞台狭しと暴れまくります。また、このお芝居 客席にも声をかけ、舞台に上げて芝居に絡ませるんですが、それを観た客席は大爆笑。役者と観客が一体になって楽しんでました。このあたりが、お行儀もいい日本のお芝居とは趣きの違うところですね。