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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

昨夜は和物 歌舞伎座で「忠臣蔵」観劇

2017-11-17 11:07:55 | 日記
ブロードウェイ ウエストエンドの公演を観てきましたが、趣向を変えまして和物です。歌舞伎座の11月公演「吉例顔見世大歌舞伎」より「元禄忠臣蔵 大石最後の一日」真山青果の作品です。
見事本懐を遂げた赤穂浪士四十七士の最後の日を描いたもの。内蔵助を幸四郎 浪士の一人磯貝十郎左衛門を染五郎と、来年襲名を控える父子が演じています。主君の仇を討ち、細川家に預かりの身となっている内蔵助に、御使役が一人の小姓を引き合わせます。が、その小姓は、実は女性でした。磯貝の許嫁おみの。結納当日に討ち入りのため姿を消した磯貝の本心を知るために、屋敷を訪れたのです。内蔵助は、2人を再会させます。互いに、相手の思いを知る2人。その直後、吉良家の家名断絶を知らされた内蔵助たち。同時に切腹も命じられます。が、沙汰に満足した内蔵助たちは、堂々と切腹の場へ歩んでいきます。
やはり、日本人の心情によく合うお話ですよね。1時間20分のお芝居。1幕見で観たのですが、江戸情緒に浸るのもいいもの。幸四郎さんの内蔵助 覚悟がにじみ出ていて、観ていると、つい涙が出てしまいます。