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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

秀作!「人生はシネマティック」

2017-11-29 11:17:08 | 日記
ヒューマントラストシネマ有楽町で上映中の「人生はシネマティック」です。よく出来た映画でした。
物語は、第二次世界大戦下のロンドン。ドイツの空爆に怯える国民を励ますため、政府はプロバガンダ映画を製作します。
脚本家にスカウトされたのが、カトリンという女性。彼女は、バックリーという男性のベテラン脚本家と共に仕事をすることになります。「ダンケルクの戦い」で活躍した双子の姉妹のお話。
が、監督はノンフィクションの経験しかなく、かつての人気スターは、今や落ち目の老優で文句ばかり。極めつけは、軍部の横ヤリでキャスティングされた演技経験のないアメリカ人パイロット。見事な問題児揃い。さらには、当局からのお目付け役もいる。こうした四面楚歌の状況のなか、少しずつ脚本を完成させていくバックリーとカトリン。
いよいよ 完成かと思った時、カトリンを不幸が襲います。そして•••
よく出来た脚本でした。欲を言えば、前半 もう少し笑いが欲しい。ちょっと物足りなかった。そこだけ、少し減点です。