そう言えば、数日前の新聞の死亡欄にニコラス・G・ハイエク氏の名前が出てた。
ご存知?
ニコラス・G・ハイエク(スイスの時計最大手スウォッチ・グループの創業者、会長)同社によると28日、心不全のため執務中に死去、82歳。
この方↓
レバノン・ベイルート生まれ。スイス伝統の時計産業が、日本のデジタル時計の大量生産などの影響で苦境に陥っていた80年代、同産業の立て直しにコンサルタントとして乗り出した。
伝統の機械式時計ではなく、斬新なデザインで安価なクオーツ時計の「スウォッチ」が世界的にヒット。83年に同グループの前身となる会社、SMHを創業し、98年に社名をスウォッチ・グループと改めた。
傘下に「オメガ」「ブレゲ」などの高級時計ブランドも擁し、スイス時計産業を危機から救った経営者として注目された。(ジュネーブ共同)
東京の銀座にあるスウォッチグループジャパンの本社ビルの名称は「ニコラス・G・ハイエク センター」と言います。
このビルには同社が輸入代理店になっているすべての時計ブランドの事業部が集約されており、修理部門のサービスセンターも併設されています。
スウォッチグループジャパンの取り扱いブランドは、「ブレゲ」「ブランパン」「オメガ」「ロンジン」「ラドー」「ティソ」「ハミルトン」「スウォッチ」などなど。
日本の時計市場でも確固たる地位を築いています。
店主も昔はスウォッチャー(SWATCH収集家)。
氏がいなければ、店主もこの道に進むことなく、ひょっとしたら今頃野球賭博の胴元か「オレオレ詐欺」の電話当番してたかもしれない。
お~、怖っ。
真っ当な道に進ませてくれてありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。(以下700回ほど繰り返す)
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
では、修理品のご紹介。
こちら↓
ダンヒル Ref.115 SVMM 手巻き
東大阪市在住のK様所有。
分解掃除、アンクル交換、パッキン交換、防水検査しました。
6時位置にスモールセコンド(秒針)を備えたダンヒルの手巻き。
クッションケースと呼ばれる角型のフォルムが素敵。
アンクルとは“おじさん”という意味ではなく、テンプとガンギ車の間にあるパーツのことで、枝分かれしたアームの先端に爪石(人造ルビー)がはめ込まれている脱進機を構成する重要なパーツです。
K様大事にお使い下さいませ。
どんなことがあろうとも、悪の組織の一員にはならない腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
昔からショッカーやゲルショッカー、ドルゲ、ダーク、黒十字軍は嫌いですから。
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