腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



おかげさまで体調は回復傾向にあります。
90%位まで戻りましたでしょうか。

水曜日の休みに医者に行って注射してもらお。


今日は特にオモローなネタがないので、久々に“映画と腕時計”をお届けします。


“映画と腕時計”の第35弾でご紹介するのは『パリより愛をこめて』。

こちら↓


『パリより愛をこめて』
2010年フランス映画。
監督:ピエール・モレル、原案:リュック・ベッソン。
主演はご存知ジョン・トラボルタと『M:i:Ⅲ』のジョナサン・リース=マイヤースのWキャスト。

リュックならではのド派手な銃撃戦が見所のアクション物。

若き駐仏アメリカ大使館員リース(ジョナサン・リース=マイヤース)は、エージェントとしての華やかな活躍を夢見ながら地道な諜報活動に従事していた。
しかしそんな彼の生活は、麻薬捜査のためにパリに乗り込んできたCIAの超凄腕諜報員ワックス(ジョン・トラボルタ)とタッグを組まされたことで一変する。
相手に有無を言わせず銃をぶっ放すワックスに、人を撃った経験のないリースは唖然とするばかり。唯一の心の慰めは結婚間近の優しい恋人キャロリン(カシア・スムトゥニアク)の存在だ。
そんなチグハグな彼らの捜査だが、やがて二人は来仏するアメリカ政府要人の暗殺が計画されていることを知る。そして自分達しか知らないはずの情報がどこからか漏れていることも...。
裏切り者は誰なのか?そして二人は暗殺テロ計画を阻止できるのか!?


かなりドタバタ感のある雑な007といった映画でしょうか。

そしてジョン・トラボルタ、前に紹介した『サブウェイ123/激突』でもそうだったんですが、この映画でもかなりの異彩を放っております。

そんな傍若無人のワックスが着けている腕時計が、なんとブライトリングのクロノマット。
そしてちょっとした仕掛けが装備されています。(ジェームス・ボンドのシーマスターに対抗したのか?)

映画開始から44分29秒でいきなりスクリーンにドン!とアップで出てきます。

こちら↓
 ブライトリング クロノマット

なんと文字盤がスライドして液晶モニターが出てきます。

“送信中”の文字が...

どこへ送信中かというと、こちら↓


NASAのイーグルアイ(軍事スパイ衛星)です。

そして↓


グローバルサテライトに接続して逃げた犯人の位置を特定してます。


凄い機能を付けたブライトリングだなぁ、と思っていたら、その後、子供のギャングにその腕時計を奪われてしまいます。
が、ワックスはリースに「あれはコピー品だ!」と告げています(笑)


ま、映画の総評としては70点くらいでしょうか。
もの凄いヒマな時にレンタルしたら丁度良いくらい。(←超失礼)


ジョンのあごの割れているところが見たい!という熱心なファンには残念なお知らせ。
ヒゲで見れません。


表の姿は外交官(もしくは大使館員)だが、実は諜報員って設定にはかなり憧れる腕時計修理専門店トゥールビヨン店主

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