腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



今朝、目覚めると外でセミの鳴き声が聞こえました。

朝刊を開くと、夏の高校野球の地方大会の結果が載っていて、店主の母校が一回戦で11-4で敗退していました。


嗚呼~、夏が確実に近づいています。


先日の七夕の日のブログに幾つか願い事を書いたが、MLBのオールスターにダルビッシュの出番が無く、赤ちゃんパンダが亡くなり、日経平均も下がり続け...

と、完全に“デスブログ化”しそうで怖かったんですが、昨日の『ヘルタースケルター』の初日舞台挨拶に沢尻エリカが元気に姿を見せたので一安心しました。

願い事が一つ叶った。


で、沢尻エリカのファンかと聞かれると...


別に。



願い事の一番最後に「いじめがなくなりますように」と書いたが、これは叶いそうにないなぁ。


子供はある意味残酷な生き物です。

相手の身体的(肉体的)特徴を的確に捉えてあだ名を付け、束になって攻撃します。

分別のつく大人ならそこまで言わないよ、ということでも平気で言います。

力加減も分からずつねったり、叩いたり、蹴ったり、殴ったり...


一度“いじめ”を加えた側に立つと、なかなか抜けきれません。
抜けると次の被害者側になるからです。


多感な時期に連日いじめられると精神的に崩壊し、登校拒否や家庭内暴力に走りがちです。


じゃあ、誰がそんな子供に歯止めをかけるのか、正しい方向に導いてやるのか。


親でしょう。
先生でしょう。
大人でしょう。


いじめられていても親にも相談できない、先生にも相談できない、警察にも相談できない...


可哀想過ぎます。



先生が生徒を殴らなくなって久しい。

果たしてそれで残酷な生き物である子供を正しい方向に導いてやれるんでしょうか?

悪いことしている子供は愛情をもって殴る。

何か間違ってますか?


一部の親が「体罰だ」とかぬかすが、ええ、体罰ですよ。
悪いことしたら罰を受ける。

親が自分の子供を殴れないから代わりに先生が殴る。

何か間違ってますか?


昨夜の『ニュースキャスター』でたけしさんが

ビートたけし「授業中に一人の生徒が騒いでも先生が注意しないんだよ。それでそのクラスの授業がダメになっちゃう。おかしいんじゃねえか?」

全くその通り。



保育所、幼稚園、小学校、中学校の8年間、店主の母親はずっとPTAの会長を務めていました。

物心がついた頃、クラスメイトから「カッチン(店主のあだ名)のお母さんは、なんで運動会の前にみんなの前であいさつしてるん?」と聞かれましたが、PTAの会長という立場をまだ理解できず、運動会や卒業式で母親が壇上に立ってあいさつするのを見るのが恥ずかしかったと記憶しています。

弁が立つ母親のスピーチは、卒業式で時に父兄や教師の涙を誘うこともよくありました。

ジンワリと感情が高ぶり、目頭が熱くなる母親のスピーチを大勢の生徒の中で聞く息子の心境は...


ちょっと恥ずかしかった。



そんな母親が怠惰した昨今の教育現場、教育状況、学校で起こる事件などを見てよく言うのが


「全部日教組が悪い」



話が右とか左とかのギリギリの方向に行きそうでヤバイ感じですが、とにかく“先生が子供を叱る=体罰=悪い”という日教組の考えは間違っているとしか思えません。


昔は先生といえば尊い存在でした。
生徒はもちろんのこと、父兄も先生に敬意を払っていました。

少なくとも店主の学生時代はそうでした。


子供が悪いんじゃないんです。
教育現場の環境が劣悪過ぎるんだと思います。

成果主義、点数重視の学校や教育委員会の隠ぺい体質を根本から変えないと日本の教育は崩壊してしまう。


とにもかくにも、今回の大津市のいじめによって中学生が自殺した事件は、いじめた生徒側だけの問題ではなく、教師側、学校側の問題の方が大きいでしょう。

徹底解明と原因追究、そして再発防止を望みます。



大人なら立派な“恐喝”“暴行”“傷害”“強盗”なのに、子供なら“いじめ”で済まされると思ったら大間違いだと思う腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
尾木ママ、夜回り先生、金八さん、なんとかしてちょうだい!

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