中年以降であろうと若者であろうとアメリカやヨーロッパなどの
国がいかに素晴らしいかと言う話を聞くことがある。
学校、会社、人など社会が日本に比べていかに素晴らしいか語る。
もしかしたら、肌に合う学校や会社に行ったのかもしれない。
たまたまいい人に恵まれたのかもしれない。
でも、社会はずっと住まないと見えないものも多い。
ある程度若いときには気づかないものも多い気もする。
例えば、日本人がいかにアメリカの社会は良くて
日本の社会がいかによくないかと言っているのを聞くと
何だか違和感を感じてしまう。
個人的にはそれぞれのいい所、問題点があるので
一概に比べることはできないと思っている。
自分が所属している場所や地域などによって違いはあるだろうし
私が今のところ感じる限りでは人は人で大差ない。
嫌な人もいればいい人もいる。
西洋の方がはっきりものを言うサバっとしているイメージがあったけれど
日本人と同じで影で噂話をしている人も多いし、おべっかや派閥も多い。
私は日本と何も変わらないと感じていて
所属している社会がたまたまそうだったと言うだけではないかと思う。
日本でも地域によって、大まかな性質のような違いがあるように
特に比べ物にならないような大きさの西洋の国においては
もっと性質の違いもあるだろう。
とても閉鎖的で日本人などよその国の人がほとんどいない地域の人の性質と
カルフォルニアのような開放的で外国の人に慣れている人の性質では違う。
自分が働く業種によっても性質はあるだろうし
ほんの一部を比べることはできない。
基本的には同じ人間なので感情や思考が全く違うものにはならないだろう。
愛国心に対しては日本人は薄いような気がする。。。
もしかしたら、そんなことも関係しているのかもしれない。
いいもの、悪いものは必ずどこにでもある。