自分にとって違う意見や考えを頭ごなしに否定することは簡単だ。
ちょっとでも見たくないものを見なくすることもできる。
そんな時、ブッタの話をいつも思い出す。
簡単に説明すると。。。
王子であったブッタは幸せで贅沢なものしか知らずに育ってきたけれど
ある時、人々には苦悩があることを知り理由を知るために旅に出る。。。
親が子供に、世にあるあらゆる苦悩を見せないよう
取り払い育ててきた訳だ。
現代では、親や周りの人がいつも取り払って世話をしてくれているかも知れないし
自分で知らないようにして過ごすこともある程度までできる。
自分の知る世の中というものを
どんなものにするのかは自分次第でもあると言える。
様々なことを知った上でどう感じるかも自分次第だ。
自分事だけでも生きていけるし、幸せならそれでいい。
様々な人、様々な出来事、
そんなことが世の中にあるのだと知り
絶望したりショックを受け二度と見ないように避けていくことも出来るし
そんなこともあるのだと淡々と知り対応することも出来る。
世の中は自分次第で小さく保つことも拡大することも出来る。
現象や人間にある思考や感情は
自分が知っていると思っているものが一部だけであると知ると
世の中には良くも悪くももっと違ったものがあるのだと分かる。
自分が知る世界は、
やはり自分が知りたいものや欲しいものでできているのかも知れない。