20代でやりたいことが見つからないとか
進むべき道がわからないと言ったことを聞く。
でも、それは20代に限ってでは無いことではないかと思う。
30、40、50代の人でも同じことを思っている人は多い。
もしかしたら、ずっとそう思いながら過ごしているのかもしれない。
途中で何も無い自分を誤魔化すことはできたとしても
いずれまた、その解決していない問題にぶつかることになる。
多くの人はやりたいことなど自分が熱くなれるものがなくても
世の中的に行った方がいいであろう学校へ行き
収入を得るために行った方が無難であろう会社へ勤めたりする。
やりたいことが見つかり、
それに没頭でき、
金銭にそこまで執着せずに楽しい、
好きだからだけで続けられる人はわずかだ。
やりたいことが見つからない?
見つからない人の方が多い、と言ってあげればいい。
でも、生活するために仕事はする。
自分の課題に「やりたいことを見つける」というものがあるのなら
現実的に自立をしながらその課題に対応していけばいい。
悩める若者の言葉に公でしっかりアドバイスできるのは
ほんのひと握りの大人だけだ。
多くの大人も解決できないまま人生を過ごしているのではないかと思う。