さてさて、前のブログでの話を思い出しましょう。
岡江久美子さん扮する奥さんがお銚子を持った瞬間、旦那が酒杯を持つ!
日本人には、なんて事ないように見えるシーンですが ・・・ 。
90年前後の田園。
外国人の接待も増えてきていた時代です。
又、日本酒での交流を求める地元客も、それはそれは多かった頃です。
燗つけたてのお銚子を、ママさんが急ぎ運びます。
熱さ加減のちょうどエエとこを、外人さんに飲んで貰おうとのおもてなしです。
ママがニッコリ微笑みながら、お銚子を持ち挙げて見せるのですが、
くだんのゲストはニヤけるばかり。
まぁ、相手がお酒を注ごうとする瞬間、自らの盃を持ち上げる間を、
外人が理解するハズもありません。
しょうがなく、ママはテーブル置かれたままのお猪口に注ぐしかありません。
その頃の飲食店では、“ 一合用のお銚子 ” の場合、首より少し上まで
酒を入れるのが約束事!
見える所まで注いでないと、日本の酒飲みは納得しないからです。
「 お前ら、酒をケチったなぁ? 」 と痛くもない腹を探られます。
当然な事ですが、ギリギリ満タンのお銚子から、テーブルに置かれたままの
盃に注ぐのは容易ではありません。
だから、受け手の側が、得たりとばかり盃を持ち上げて応えるのが作法。
まぁ、外人さんが、この間を知らないのはしょうがありませんが、
最近では日本人にも、この不作法者が増えてきました。
世代間ギャップで、会社での飲みニュケーションが減り、作法を覚える機会がない。
それに、そんな大昔の礼儀を諭す先輩達は、きっと煙たがられるに違いない。
我が家は、盃を持つのもままならない頃から教えます。 (笑)
しょうがない!
そんな先輩達に代わり、ヒゲが嫌われ役を買おう。
聞く耳も持ち合わせていないかもしれないが? (笑)
消滅の危機にある日本酒作法のリアルを書きたいと思います。
つづく
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。
岡江久美子さん扮する奥さんがお銚子を持った瞬間、旦那が酒杯を持つ!
日本人には、なんて事ないように見えるシーンですが ・・・ 。
90年前後の田園。
外国人の接待も増えてきていた時代です。
又、日本酒での交流を求める地元客も、それはそれは多かった頃です。
燗つけたてのお銚子を、ママさんが急ぎ運びます。
熱さ加減のちょうどエエとこを、外人さんに飲んで貰おうとのおもてなしです。
ママがニッコリ微笑みながら、お銚子を持ち挙げて見せるのですが、
くだんのゲストはニヤけるばかり。
まぁ、相手がお酒を注ごうとする瞬間、自らの盃を持ち上げる間を、
外人が理解するハズもありません。
しょうがなく、ママはテーブル置かれたままのお猪口に注ぐしかありません。
その頃の飲食店では、“ 一合用のお銚子 ” の場合、首より少し上まで
酒を入れるのが約束事!
見える所まで注いでないと、日本の酒飲みは納得しないからです。
「 お前ら、酒をケチったなぁ? 」 と痛くもない腹を探られます。
当然な事ですが、ギリギリ満タンのお銚子から、テーブルに置かれたままの
盃に注ぐのは容易ではありません。
だから、受け手の側が、得たりとばかり盃を持ち上げて応えるのが作法。
まぁ、外人さんが、この間を知らないのはしょうがありませんが、
最近では日本人にも、この不作法者が増えてきました。
世代間ギャップで、会社での飲みニュケーションが減り、作法を覚える機会がない。
それに、そんな大昔の礼儀を諭す先輩達は、きっと煙たがられるに違いない。
我が家は、盃を持つのもままならない頃から教えます。 (笑)
しょうがない!
そんな先輩達に代わり、ヒゲが嫌われ役を買おう。
聞く耳も持ち合わせていないかもしれないが? (笑)
消滅の危機にある日本酒作法のリアルを書きたいと思います。
つづく
http://blog.with2.net/link.php?1046790
↑ 参加中です。クリックしてもらえたら嬉しいです。