田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

勝負飯ストーリー

2018-12-18 19:03:56 | ヒゲの毒舌
バッテンさんのコメント 『 勝負飯 』 に、返事させていただきます。
少し創作も? (笑)

ヒゲが、将棋の勉強を始めた頃のプロの将棋界。
まだ “ 戦中派 ” が、牛耳っていました。
若手たちが議論しています。
「 OO店の親子丼が、一番美味しいのだ! 」 みたいに。
そこに、大御所が口出しします。
「 お前たちなー! 
  そんなもん、ボナぺ島のミミズが一番うまいに決まってるじゃが。
  米軍さんが、こう爆弾落とすがな。
  すると、地面に大きな穴が空いて、地中に隠れて居たミミズが掘り出されやろ。
  大方は真っ黒焼けやが、ところどころに生焼けのが居るで。
  今で言う、ミディアン焼けちゅう加減や! ひっひっひっー
  その生焼けのミミズのうまい事!
  トローッとして天国の味やで~  カッカッカーッ 」

その次の世代の将棋指し。
男が喰い物の事で、旨いの不味いのと言うのは “はしたない”としつけられた世代。
まして、勝負師が喰い物でガタガタ言うなんて、浅ましいイメージがあったものです。
「 男は黙ってサッポロビール! 」 的な。
将棋専門誌でも、昼食の話題が出ることは、多分なかったはず。

そんな将棋界も、谷川名人誕生や女流棋士増加辺りから、変化が起きます。
それでも、加藤一二三九段のワンパターン&大食いの、いささかキワ物的な扱い方に
目が行ったものです。
               

2000年代になり、タイトル戦解説の放送が始まると、勝負飯やらのワードが登場です。
長時間の解説とおしゃべり。
持て余す待ち時間に、棋士の昼食や3時のスイーツを話題にすれば、案外に受ける様に。
コレで、勝負飯の大ブレーク。  世の中面白い!
 

そして、今や若手人気棋士が昼食で頼んだ物に、翌日は注文が殺到して、たちまち品切れ。
飲食店としては、嬉しいのやら迷惑なのやら?
微妙な空気がただよいます。 (笑)

ちなみに、ヒゲの現役チェスプレーヤーの時代。
昼の勝負飯を摂る場所は、もっぱらトーナメント会場に隣接した喫茶店がほとんど。
(下手に会場から出ると、知らない土地では何が起こるかわからないし。迷子とか?)
注文は、ホットとサンドイッチ(ミックスサンド)。
              
当時の喫茶店でのスナックと云ったら、サンドぐらいなものでしたから。
コーヒーを飲み、食べ易いサンドをつまみ、息抜きをしたものでした。

今時の勝負飯やおやつ、賑やかなもんですね ・・・
  

         

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コメント (2)
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