田園酔狂曲

二人三脚の想い出と共に!!

初盆を迎えて

2024-07-16 13:39:45 | カァちゃんのたわ言
幸一亡き後の初めてのお盆を迎えた。
「お盆」と言う事が多いし聴く事も多いが、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」とも
言う。
執り行う時期だが、熊本市内でも七月の地域と八月の処もある。
各家庭の都合で構わないと、お寺さんもこだわりない。
さてさて ・・・ 何をするかというと、宗教によって様々なのであります。
実家も同じ宗派なのに、故人に対する考え方を違う様に捉えていました。
京都でよく聞いていた ❝迎え火❞ ❝送り火❞ の習慣もない。
それならば、我が家流で気の向くまま、幸一が好みそうなお盆にしようと。

七月十三日、門徒寺で読経を頂いた後にお墓参り。
その後、亡き幸一を偲んでの賑やかな宴会にと、計画する。
十一日に、お供養にと墓用の生花を頂いたので、枝を整え水切りして
翌日に備えた。 
   ⇩〈幸一も私も好みの枝物が沢山で、飾るイメージが愉しめた〉   
      
            

十二日には、自宅に提灯を飾り仏様にお供えの菓子と花も出来たが、
連日の大雨の中、お墓へ行くタイミングが難しい。
雨雲レーダーを見ても、二転三転で悩ましい。
さぁ、出発!!
雨は大丈夫の様だが、暑さがじわじわと厳しさを増して来た。
掃除をして水汲んで、花にハサミを入れる頃には汗が流れて 💦💦💦
缶ビールと缶酒を供え、ロウソク・線香を灯し、手を合わせ話しかける。
花物は蕾が多い中、ほうずきのオレンジが鮮やかに映える。
暑さだけで雨に会わなかったのは幸いだったと、安堵して帰る。

十三日、途切れることなく降る雨。
歩いて行ける距離だが、タクシーでお寺へ向かう。
午後四時からの読経が終わっても雨音は消えないまま。
墓所から食事の店へと移動する為、タクシーを手配するが、空車がいない。
夕刻の時間に雨が重なり、30分以上も待たされることに。
やっと着いた墓参りも傘を差して ・・・ 「ええ~っ? 何これ??」
ほうずきが点々と転がり、提灯も一個外され、赤く開いたカサブランカも。
雨風のせいではなさそう。
「 カラスよ!!」 と、妹が発した。
成る程~、ほうずきの殻に突ついた様な後が裂けています。
中の実だけを食べたのでしょうか?
仕方なく、傘を片手に簡単にお片付けをして、墓を後にします。
雨のせいで、線香の火は灯せませんでした。
お後は、幸一流宴会で盛り上がりました。
勿論、二次会では故人が歌っていた曲が次々と 🎶🎤・・・♪♪♪

翌日、ふと思い出したのが 『からすうり』 なんです。
カラスが食べるから、このネーミングになったのか?
ほうずきの色にそっくりさんだから、カラスが間違えた?
ネット検索してみると、ほうずきの実も食べると。
からすうりのネーミングにも、一説絡んでいるようで。
幸一さんのお陰で、ひとつ学ぶ事が出来ました。😁 
          

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