さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

東京都知事選 今度は誰だ!?

2016-07-12 | 社会・経済
こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


さて、舛添都知事の辞任を受けて、小平次を含め、東京都民は次の都知事を選挙で選ばなくてはならなくなりました

世界有数の先進国、日本の首都の首長選挙ですから日本だけでなく、世界の注目度もなかなかに高いでしょう

話は逸れますが、小平次は以前タクシードライバーをして東京中を走り回っていまして、また、若かりし頃から結構いろんな国を旅してきた経験から、東京は世界一の街であると思っています

決してお国自慢ってわけではなく、少なくとも規模の大きさだけでもそう思えるのです

タクシーで乗せた外国人のお客さんの何人かもそう言っていましたし


世界一の街の首長選挙ですから、大変大事な選挙になります

オリンピックもありますし…

今回はその都知事選挙について触れてみたいと思います


全然関係ないんですが麻生太郎さんという人をみなさん当然ご存知であると思います





元日本国の首相であり、現在も副総理他複数の要職に就く閣僚のお一人であります

この麻生さん、首相になる前、このようなことをおっしゃっていました

「少子高齢化社会が進行する中で、消費税の増税により社会保険などの社会保障費の財源に充てる。そうすることで個人の負担は減り、手取り収入も増える。会社も会社負担分が減り、経営上のメリットも大きく、また実質減った会社負担分を、一部でも社員の賃金に充てればなお個人の手取り額が増える可能性もある。反面、物を買う場合増税分負担は増える、どちらが良いか国民も選択の時期に来ているのではないか」

小平次はこの麻生さんの発言、まっとうな論だと思います


ではそのような社会保障費の財源として、消費税増税といった場合、一体どれだけ税率を上げれば良いのでしょうか

今の8%から10%なんてことで足りるのでしょうか

中途半端な増税で、結局社会保障費の財源には充てられないなんてことになったりはしないのでしょうか

今、多くの国民は、社会保障費の財源として消費税増税はやむなしとわかっていると思います

「消費税アップなんて今言ったら票が獲れない」

なんて言ってごまかしてないで、しっかりと政策の議論にし、国民に説明すべきだと思います

ついでに言えば小平次は、医療費もタダにしてほしいと思っています

もし、社会保障費の他、医療、その他いくつかの税金(自動車重量税やガソリン税)を無くす、もしくは軽減するためには一体何%の税率アップが必要なんでしょうか

小平次はそれらが実現するのであれば、消費税は20%から25%でもかまわないと思っています

前々回の記事(参院選の争点…)でも申し上げましたが、今格差や貧困が拡がる中、病気になっても医者にかかれないなんて人が大勢いるのです

大きな病気や怪我をして、医者にかからなきゃ命にかかわるなんてなったら、もはや待ったなしです

反面消費税という形の納税は、選ぶことができるのです

例えば税率が20%として、1,000円の予算で1,000円のものを買おうと思ったら税込で1,200円

「ああ、予算オーバーだ…」

ってんなら少しグレードを落とし、800円の税込960円のものを買おうとか、選択することができるのです

もちろん、日常の負担は増えるでしょうが、医療などの選んでる場合ではない待ったなしのものの負担を減らしてもらった方がよほど良い

小平次はそう思っております

もちろんそう思わない人もいるでしょう

だから麻生さんの

「選択の時期に来ている」

というのは実にまっとうなことをおっしゃていると思うわけです


さてその麻生さん、その後首相になられたわけです

もちろん麻生さんを選んだのは他ならぬ自民党です

ところが首相になってみると、言ってることはまともだと小平次は思っておりましたが、まあ使う言葉が悪い…

「失言王」

などと揶揄され、毎日マスコミが「今日は何言うか、明日は何言うか」って添削先生のごとく張り付き報道したもんで、あっという間に支持率が低下、加えて先にも述べた通り、消費税増税推進論者だってんでなおのこと

地方選挙で民主党に連敗が続き、


「麻生では次の選挙は戦えない」

自民党内からもそんな声が噴出、麻生降ろしまで始まったわけです

まあもうなんだか、実に醜いすったもんだでした

そんな自民党にあきれた国民は、次の総選挙で民主党を選んじゃったわけですね



元々消費税増税は必要だと言っていた麻生さんを、自分たちで総裁に選び、首相にしておいて

「麻生では戦えない…」

からと、一部幹部なんかずいぶんな物言いで麻生さんを批判したりしていましたよ

実に醜いもんでした

そんな自民党内でも麻生降ろしが、批判が噴出する中でですね

こんなことをおっしゃっている方がいらっしゃいました

「わたしどもには麻生政権を実現させた『製造物責任』がある。だからここは一丸となって麻生首相を支える」

まあ賛否あるかもしれませんし、派閥や力関係上でそう言っただけかもしれませんが、政策以前に票読みの事しか頭にない議員ばかりの中で

「おお、随分と立派なことをおっしゃる方がいる…」

と小平次は感心した覚えがあるのです

で、それをおっしゃったのが今回都知事選に出馬を決めた小池百合子さんなのですね



出馬と同時にまたしても文春が小池さんの「政治資金規制法違反」の疑いの記事を載せていましたが…

文春はもはや朝日よりタチが悪い

舛添さんのときもそうですが、政治家のみならず私たち一般人だって

「過去に犯罪など犯したことなどない!人に迷惑かけたこともない!」

なんて人がいますか

事の大小はあるにしても、そんな聖人君子みたいな人だけが政治をやれってんですかね

逆にそんな人がいたとしても小平次はいやですけどね


言論の自由は保障されるべき大事な自由でしょう

しかし、全国区のメジャー誌としてただただ国政都政を混乱させるだけではだめでしょうよ


さて、小平次は先の発言をもって次の都知事は小池さんが良い、と言いたいわけでもなく、自身そう決めているわけでもありません

申し上げたいこと、一緒に考え、感じていきたいこと

それはまさに小池さんのおっしゃる

「製造物責任」

を私たち国民、都民も感じなくてはならないということです

そのためにしっかりと今回の候補者たちが過去に何を言い、どんな行動をしてきたか

いまどきネットを見ればすぐにわかります

今自分は政治、都政に何を望むのか

「保育所の建設」

だっていいです

そのことに候補者は何と言っているか

「舛添さんが強行しようとした韓国人学校の建設」

そのことに候補者は何と言っているか

「東京オリンピックについて」

候補者は何と言っているか

「自分や自分の周りにかかわること」

それについて何と言っているか

「それぞれの候補者がどのような公約、政策を挙げているか」

全てがヒットするわけではないでしょうが、いくつかのことはきっとわかるはずです

都民として、お互いせめてそれくらいのことはしてから投票に行きましょう

ちなみに今はっきりしていることとして、小平次は石田純一さんだけには出てきても投票しません

シールズ君達と安保デモに出て演説している人と小平次は相容れるものは一切ないでしょうから




本当はドクター中松さんが出てきたらちょっと心動かされますけどね…




いずれいせよ舛添さんのときように、自分たちで知事で選んでいながら、それどころか以前首相にしたい人No.1とまで言っておいて、回転寿司で公費を使ったなんていうチンケな話で、辞任するまで攻撃し続けるなんてことはやめにしたいものです




御免!
コメント (2)
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