さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

蓮舫、野田ラインをちょっとだけフォローしてみる

2016-09-29 | 社会・経済


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こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です


本日は、あの

「民進党」

蓮舫、野田の新体制をちょっとだけフォローしてみる


まずは話題の蓮舫さん

二重国籍問題で大騒ぎになりました

報道等でご承知の方も多いと思いますが、蓮舫さんの年齢、日本での生活の時間等々からすれば、国籍法には違反するものの、国会議員になる事自体には、法的に問題がないわけじゃありませんが、即議員辞職であるとか、日本国籍を喪失するってわけではありません

その後台湾国籍を抜いたわけですから、今はもう問題はないわけです

日本以外の国籍を持つ者が日本の国会議員をやる、ましてや野党第一党の党首になる、それについての考えは色々あると思います

これまでの蓮舫さんの発言等からすれば、小平次は蓮舫さんなんかにまかり間違っても首相になんてなって欲しくはありませんが、まあもういいんじゃないですか

いまだ、この問題にあーだこーだ騒いでいるメディアや識者がいますが、こうして明るみに出たわけですから、あとは有権者が判断すればよいのですよ

いやだったら選挙で投票しなければ良いだけの話です

大体ですね、日本国籍を持った生粋の日本人であるはずなのに、米中韓の利益の代弁者みたいな国会議員なんてうじゃうじゃいるんじゃないですか

二重国籍なんてかわいいもんですよ

小平次はですね、李登輝元中華民国総統ならば、国籍はそのままでいいから日本で政治をやって頂きたいと、本気で思ったりしますよ

まあ蓮舫さんではそうもいかないでしょうが


先にも申し上げた通り、小平次は蓮舫さんなんかまったく信頼しておりません

過去の発言からは「台湾」というより、「中国」よりの発言が多かったようにも思いますしね

今回の問題でも発言が二転三転しているのにも、不信感が湧いてはきます

ですがあえてフォローしてみる

今回党首になり、幹事長に野田元総理を据えたわけですが、民進党内やメディアなどでは

「2012年の総選挙の大敗のA級戦犯を担ぎ出すなどもってのほかだ!」

みたいな論があるのですが

ほんと…   アホかいな

当時の民主党なんて、野田さんが首相になった時点でもうボロカスのボロ雑巾のようであったではないですか

野球で言えば、先発、中継ぎ、が火だるまのようにメッタ打ちにされ、押し出し四死球の連続、内外野ともにエラーのオンパレード、打ったバッターが三塁に走って行ったり、ルールすら知らんのか、ってなところでの敗戦処理を任されたみたいなもんでしょう

戦犯というのであれば、先発の鳩山、中継ぎの菅(この二人だけはどうしても「さん」を付ける気にならん)でしょうし、内外野で足を引っ張ってみたり、こんがらがらせた小沢さんでしょう

まあその他にも輿石だとか岡田だとか、前原さんも含め、ほんとどうしようもない人ばっかでしょ あ、あと仙石ですね

「野田はA級戦犯だ!」

ばかですねえ

開いた口がふさがらないって、こんな時に使うのです

さて、この野田さんなんですが、その主義主張、政策を小平次は全面的に受け入れられるわけではありません

さらに党首の蓮舫さん自身が

「何としても憲法9条を護る」

と言ってるわけですからね

まあ本来は到底支持なんかできないわけですよ

(野田さんは憲法改正に決して後ろ向きではない、と思える)

ですが、野党第一党である以上、その責任も重く、がんばってもらわなくてはならないのです

色々人それぞれ受け止め方はあるかと思いますが、小平次は、野田さんは腐りきった民進党の中の唯一の良心だと思っておりますよ

野田さんが首相時代

「近いうち解散」

なんて言葉が流行りました

社会保障と税の一体改革を目指していた野田さんは、党内、もしくは党離脱組の抵抗勢力が多い中、自公とその法案において合意し

「近いうちに衆議院を解散する」

と言ったわけでしたね

もはや完全に死に体の民主党、選挙をやれば必ず勝てると確信のある自民党は野田さんに解散を急がせます

しかし野田さん、「近いうちに」と言いながら具体的解散時期にはなかなか触れませんでした

それは、選挙をやればおそらくは高い確率で首相になるであろう安倍さんに消費税増税と議員定数削減(民主党案)をセットでやるように確約を取ろうとしていたのでありましたね

つまり、増税は必要だが、国民にだけ負担を強いるのではなく、国会議員の定数を削減する、無意味な天下りを止めさせる、無駄をなくした上でなくては増税はできない

とおっしゃっていたわけです

「定数削減は来年の通常国会で必ずやり遂げる。それまでの間は議員歳費を削減する」

その確約を次期首相であろう安倍さんからとるまでは解散をしないって姿勢を崩さず、最終的には最後の国会の場で約束を取り付け、解散、という展開があったわけでした

で、現在、その「男と男の約束」は守られておらず、今年の2月の国会で野田さんが安倍さんに「あなたは国民にウソをついた」とせまったわけです



消費税増税の道筋をつける汚れ役だけ野田さんにやらせて、セットのはずの身を切る改革の方は知らん顔

この一連の事は、まあ野田さんに分があるだろうと思います


その他の主張も、どちらかと言えば保守よりのものが多く、何で民主党、民進党にいるのかわからないような人です

例えばこんな発言

「尖閣諸島を含め領土、領海で周辺国による不法行為が発生した場合は、必要に応じて自衛隊を用いることも含め、毅然として対応する」

まああれこれ言っても仕方ありません

小平次として野田さんに何より期待していること

それは

「女性宮家の創設」

なのですね

野田さんは首相時代、このままの男系男子の継承では皇室が重大な危機に陥ると、女性宮家の創設に向けて動いていたわけです

それを潰しちゃったのが次の安倍政権だったわけですね

小平次自身、このころは男系男子のみによる皇位の継承がもはや無理である、と感じつつもまだ女性宮家の創設については迷いがあったことは否めません

就任当初の安倍首相、中韓に妥協することなく、中国を包囲するようなインドや東南アジアへの積極的な外交に心地よさを感じておりました

それが自身の目を曇らせていたことを正直に告白いたします

また、「女性宮家の創設」案が民主党から出ていることに、不安な思いもあったと思います

ですが、皇室の存亡の危機に対し、本来右も左も関係ないのですよ(皇室そのものをなくそうと考えるホンマモンの左翼は別、そういう意味では男系男子固執派はホンマモンの左翼?)

先日も野田さん、NHKの番組で

「一代限りの特措法」

では陛下のご意向に沿わない、というようなことをおっしゃっていました
(この辺に関してはブレていない)


党首の蓮舫さんは、先にも述べた通り「何としても憲法9条を護る」とおっしゃっている方なので、小平次としては応援できませんが、今安倍首相と正面切って戦える政治家は野田さんくらいしか見当たりません

さて野田さん、野党第一党の幹事長として、どうか一代限りの特措法の阻止に向けて頑張ってください

全力で応援させて頂きたいと思います

蓮舫、野田ラインをフォロー、と言いながらほぼほぼ野田さんのフォローだけになってしまったので最後に少し蓮舫さんのフォローを


今回の蓮舫さんの、幹事長に野田さんっていう人事は、同会派からの代表、幹事長も異例ですし、元首相経験者と言うのもまた異例です

また、最初に申し上げたとおり、政権からの陥落のA級戦犯というアホな思いを抱いている人も党内には多いようで、なんにしても「野田幹事長」は反発必至だったわけです

その中での野田さんの起用は、まあ勇気ある決断だと思いますよ

その方向性はどうあれ、党を改革する、と言う気持ちだけは本気なのかなと



御免!

コメント (2)
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