さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

私刑 リンチ ジャニーズ

2023-10-24 | 社会・経済


こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

どうですかね

少し騒ぎも収まったんでしょうか、ジャニーズ事務所問題

テレビ見てますと、CMでも嵐の二宮さんとかまだパズドラのCMに出ていますし、他の面々もドラマやバラエティには引き続き、新番組も含めて出演していて、テレビ局側は、やっぱり忖度とか別にして、代わりがいないというのは切実な問題なんだな、と改めて思います

ジャニー喜多川さんの行為、そのものは当然酷いもんだとは思いますが、かの事務所のスターたちは、本当によく鍛えられていて、画面上からも周りへの気遣いなども含め、良く育てられていると思いますよ

下火になった、ようではありますが、今回この問題で何が一番の問題だったのか

無視できないものがある、と思いますので記事にします


ジャニー喜多川さんの『行為』は、当然肯定されるものではありません

しかし、一番の問題だと思うのは、この件、何ら刑事的な事件としてはまったく何もないのです

あくまでも、『被害者』の方々の証言のみ、それに対し、事務所側は全否定することだってできたわけです

その場合、立証責任は『被害者』側にありますが、そんなことは何もなされていないのです

その上で事務所側が、一応、それを事実として受け止め、謝罪も行い、新会社として二度とこのようなことが起きないようにすると、再建を誓い、なんら立証もされていない『事件の被害者』に対し賠償をする、と言っているのです

にもかかわらず、マスコミは説明が足りないと叩き続け、多くの一般人も同じように叩き続け、遂には社名を変えさせ、何の罪もないタレントをCMなどから外し、多くのスターを生み出した日本の芸能プロダクションを消滅させてしまったのです

ある意味、時代をリードしてきた日本の『文化』のひとつを潰してしまったのです

本来、『性加害』があった、その上で日本が法治国家だと言うのであれば、『法の裁き』で決着をつけなくてはならない『事件』に対し、『被害者』の証言のみで、総がかりで私刑を行い、一つの会社を潰してしまった、並々ならぬ努力を重ねて来た一部の若い人たちの夢をも奪ってしまった

これがどれほど恐ろしいことなのか、多くの人が何も感じていないことが恐ろしいのです


小平次があらためてこの件を記事にしなければ、と思ったのは、本当に今の日本が危険な状態にあることを少しでも伝えたい、との思いからです

『芸能界のこと』

感心の無い人も多いかもしれません

ですが、コロナやワクチン、今ジャニーズで起きたことの根っこは同じです

マスコミによって一つの『記号』を示され、皆同じ方を向いて、現実に『私刑』による集団リンチで凄まじい『人権侵害』が起きていること、それに加担していることに気付かない

本当に恐ろしいことです

『人権侵害を受けたのは被害者だ!』

きっとそう思う人もいるでしょう

ですが、最初に述べた通り、この『事件』はなんら刑事的な手続きを経ていません

それはつまり、ジャニーズ事務所はなんら犯罪を行ったわけではないのです

『加害者』

は既に他界し、残された『加害者ではない者』が素直に『加害』を認め、謝罪をし、犯罪者でもないのに『賠償』をすると言っている、後は当事者間の問題であるべきはずが、その者らをこれでもか! まだまだ反省が足らない!と言って私刑を続けている

どれほど恐ろしいことでしょう

小平次は、実のところ、『法治国家』などクソくらえ、と思っています

日本は、『徳』によって治められて来た『徳治国家』だと思っていますから

ですが、今の日本人にそれを求めるのは無理なようで、『法』で治めるほかありません

しかし、この度のジャニーズ問題、そこには『徳』もなければ『法』すらありません

『私刑』

によって、『徳』もなければ『法』すら無視して集団的制裁を加える、その上それが『正義』のように振る舞われている、危険極まりない世の中です





御免!






コメント (6)
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