こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
8月8日の天皇陛下のおことば以降、9月に入り、なにやら政府が不穏な動きを見せております
小平次が今感じていること
今、日本は大きな岐路に立ち、その方向を誤れば国家の存亡に関わる重大な危機に直面しているということです
私ごときではありますが、どうか皆さん、これからの日本、子々孫々のために、ともに真剣に考え感じて頂きたいと願うのです
長くなるかもしれませんが、何卒最後までお読みいただき、共に考え感じて頂きたいと願うのです
8月8日、天皇陛下は私たち民に、何とおっしゃられたのでしょうか
8月8日、天皇陛下が、私たち民の理解を得られることを切に願う、とおっしゃられたのは何に対してでありましたでしょうか
よろしければ過去記事
「天皇陛下おことば全文」
をごらんくだいさい
天皇陛下が私たち民に理解をお求めになられたこと
それは
「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」
でありました
それは言い換えれば、どうすれば「安定的に」皇室が続いていけるのか
私たち民にお問いかけになられたと感じるのです
最後の「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というおことば
全体の文脈から、このまま皇室典範の改正もなく
「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」
として、進んでいくべきなのか、もはやそれは不可能と
「女系天皇の容認」「女性宮家の創設」
すべき時なのか、賛否はともかく、すくなくとも私たちは真剣に考えなくてはならないと、ごく普通の感性で感じればわかるはずです
どうしてメディアは陛下の「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というこのおことばを無視し
「生前退位」
のことについてばかり報道し、今皇室が直面している危機に対し触れないのでしょうか
どうして政府は陛下の「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というこのおことばを無視し
すぐにまた、皇位を継承出来る方がいらっしゃらなくなるという同じ危機に直面するのが明らかであるというのに
「特別措置法」
などで対応し、天皇陛下が
「譲位」
なされることだけですませようとしているのか
私たちは真剣に考え、感じなければなりません
「安倍首相は匍匐前進をしているのだ」
とだれかが言っているのを見かけたことがあります
以前、中小企業の管理職であった小平次は、60名あまりいる関連グループ会社の長を任され、会社の改革を命ぜられました
その改革は絶対にやらねばならないことでありました
しかしながら急いでやれば、それまでの慣習に慣れた人はついてこれず、一方の意見を尊重すれば一方に不満が出る
そのような状況をまとめながらというのは実に大変であり、歯がゆくもありました
それが一国の長ともなれば、まずはその目標のために政権を維持する、そのために時に魑魅魍魎のような利権議員もたててやる、外交においてもアメリカに対し微妙な距離感を保つ
一般人には想像し得ないほどの難しいことでありましょう
苦悩の連続でありましょう
「肉を切らせて骨を断つ」べく「匍匐前進」をしている
そういう意味なのかもしれません
小平次は当初
「憲法を改正する」「拉致被害者を救出する」
と言っていた安倍政権を支持しておりました
また、戦後70年間、敗戦国として我が国は、経済は発展しながらも、国家としては極悪非道な侵略国家との烙印を押されたまま、特に中韓には媚びへつらうかのような外交を繰り返し、貴い先人たちの名誉を傷つけられ続けて来ました
国としての誇りも失わせるような教育がなされ続けてまいりました
そのような中、安倍首相の中韓へ妥協しない姿勢に、小平次は愚かながらも心地よさを感じていたかもしれません
その心地よさがが、徐々に政権への不信感を覚え始めていたにも関わらず
「安倍首相は匍匐前進をしているのだ」
と自身に思わせていたかもしれません
いや、そう思おうとしていたのかもしれません
しかしそれも、昨年末の慰安婦についての日韓合意において完全に崩れたのであります
いかに憲法改正を実行し、最終的目的である自国軍を持つ真の独立国家たらんとするために政権を維持しなくてはならないと、そのために魑魅魍魎のような利権議員もたててやる必要や、アメリカに対する配慮があったとしても、絶対に譲ってはならない一線は絶対に譲ってはならなかったのです
そしてこの度の陛下の並々ならぬご覚悟とご決意のおことば、「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というおきもちに対し、その場しのぎの
「特別措置法」
によって対応しようとしている
最終目的のために、男系男子の継承を主張する一部の「保守」団体の票田のために、そこから利を得る議員をたてるために、陛下のご覚悟を無視してまで「匍匐前進」を続けなくてはならないのでしょうか
もしそうであれば、もはや「日本」ではありません
そんな国ならば滅んでしまえばよいのです
安倍政権、安倍首相は一体どこを見ているのか、何を目指しているのか
男系男子のみの皇位継承を主張する人たちは、もしそれが崩れてしまえば日本が日本でなくなる、というようなことをおっしゃっています
その考え、感性も以前の記事「天皇陛下のおきもちを拝察する」でも述べた通り、理解できなくありません
小平次も以前はそうでしたし、迷いもありましたから
しかしながら、今、皇室の皆様の現状、明治以前のように側室を迎えるようなことはできない時代であることを考えれば、男系男子のみの継承はもはや不可能であることは誰の目にも明らかです
また、数十年後にご即位されるであろう、秋篠宮さまご夫妻のお子さまの悠仁親王殿下に、ご結婚されていればそのご家族に
「男子を生まねばならない」
という、心身ともに大変に重いご負担を負わせることになるのは誰の目にも明らかです
男系男子のみの継承のため、皇籍を離脱した
「旧皇族」
の方々を復帰させる
ということを言う「保守」系の人たちがいます
どうか考え感じてみて下さい
この「旧皇族」の方々は、いまや一般国民です
家族を持ち、普通の暮らしをしている人たちに
「無私」
の御心をもって日々、国と民のために祈り続けるという重責を果たせるのでしょうか
というより、その重責を自分たちのために負わせるというのでしょうか
その人たちは「モノ」ではありません
永き歴史と伝統に育まれた皇室、天皇であらせられるからこそ、それができるのではないでしょうか
だからこそ崇敬できるのではないでしょうか
また、陛下がおことばの中で明確に否定なされたにも関わらず、いまだ「摂政」を置いて対応すべき、と言っている人たちもいます
陛下のおことばから、陛下が単に「譲位」なさりたいということだけでおことばを発せられたのではない、ということが感じ取れないのでしょうか
それを感じることもできず、陛下のおことばに逆らう言葉を発する、世が世であれば切腹を覚悟で申し上げることでしょう
その覚悟がおありなのか
いずれにせよ「旧皇室の方々の復帰」が仮にうまく行ったとしても「継承出来る方がいなくなる」という皇室の存亡の危機に対する問題を多少先送りするだけであり
「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」
に対する問題の解決にはなりません
「摂政の設置」も同じく皇室の存亡の危機に対する問題の解決にはなりません
つまり、男系男子のみの継承を主張する側からはなんら効果的、現実的な対策は示されていないということです
また、今回の陛下のおことばから、すくなくとも「女系天皇の容認」「女性宮家の創設」についての議論をすべきである、と拝察できることから、一部の「保守」系の人が
「宮内庁にも中共や朝鮮系の人間が入り込んでいる」
とか
「今上天皇陛下は皇太子時代にGHQから徹底して洗脳教育を受けている」
などと言っている人も見かけますが、不敬も甚だしいことです
永き歴史と伝統に育まれた皇室
そしてその皇室の中で、昭和天皇のお姿を見てお育ちになられ、ご即位された今上天皇陛下が、GHQや中共ごときに洗脳、籠絡されるなどあろうはずがありません
小平次はそう確信しております
これまでのことを整理してみます
そもそも、それまで議論されていた「女性宮家の創設」についての議論自体白紙にしてしまったのは、安倍首相の就任時です(本来ここで気づいていなくてはなりませんでした 愚かな自分を悔やみます)
その後安倍政権は、外交面では中韓に妥協することなく、インドを始め、ほか東南アジア諸国との連携を強め、うまくいっているようにも見えましたが、次第にトーンダウン
軍艦島の世界遺産登録にあっては、韓国にまたしても先人を貶めるような口実を与え、続けざまに南京大虐殺の世界記憶遺産登録
この件に関しては、以前の記事でも述べましたが、我が先人たちにきせられた殺人鬼、強姦魔の汚名が国際的に認知されたというのに、メディアも政府も静かでした
これは一体なぜだったのでしょう
そして従軍慰安婦「問題」における日韓合意、絶対に譲ってはならない一線を越えたにも関わらず、やはりメディアも政府も静かでした
これは一体なぜだったのでしょう
そして、このたびの陛下のおことば、おきもちを無視しての「特別措置法」による一代限りの対応
これらのことから見えてくる安倍首相、及び安倍政権の進もうとしている道はなんなのでしょうか
先日、日本政府が英国政府に対し、EU離脱による影響を、英国に投資している企業の利益を守るためにできる限り少なくするような意味の要望書を出しました
それに対し、日本ではあまり騒がれておりませんが、英国ではかなりの反響を呼んでいるようです
この件につき政治学者の倉西雅子先生が、ご自身のブログで述べられていること、またその要望書をご覧ください
倉西雅子先生のブログ「万国時事周覧」
「日本政府からの英国、及びEUに対する要望書」
国として日本企業の保護に対する要望を出すこと自体はあっても良いと思います
しかしながら倉西先生のご指摘のとおり、英国のEU離脱に対する国民投票において、最大の焦点となったのが移民問題であったにもかかわらず、英国内での労働力を東欧からの低賃金の労働者に依存している日本企業の利益を代弁し
「労働力へのアクセスに制限が設けられた場合には、人材不足と労働コストの上昇が、製品価格に影響を与えるであろう」
と恥ずかしげもなく「恫喝」ともとれる「要望」をしているのです
倉西先生のお言葉を借りれば「無神経」です
どこまで落ちれば気が済むのか
それでも日本人か
このことから感じられるのは、一部日本企業の代弁、であり、かつ弱肉強食の価値観のみで生きる新自由主義勢力の代弁をしているということです
普段いらだたしいほどに中韓はじめ、北朝鮮にすら弱腰な外交をしている日本が、突然かの大英帝国に対しここまで強気になった背景はなんでしょうか
だれがそれを言わせたのでしょうか
ここまで整理してきた一連のできごとから、見えて来るものはなんでしょうか
陛下のおことばにまで背き、特別措置法で対応しようとしている政府の姿から見えて来るものはなんでしょうか
このような状況の中、私たち民は天皇陛下からおことばを賜りました
その意味を、私たち民は深く真剣に考えねばなりません
男系男子のみの皇位継承を主張される方々、それが途絶えれば日本が日本でなくなる
真面目な方ほどそう考えるかもしれません
繰り返しますが小平次もそうでしたから
しかしながら、男系男子のみの皇位の継承を今後も続けいていくという事に対する、具体的、現実的策はない以上、今、私たちが考え、感じねばならないことがあるはずです
「男系が途絶えれば日本でなくなる」
なくなりゃしませんよ
それこそ私たち民が天皇と皇室を敬い、微力ながらもお護りしようという気持ちをしっかりと持っていれば、今後も敬うべき天皇と皇室が私たちの頂点に輝き続ける、小平次はそう確信しております
前にも書きましたが、小平次が今上天皇陛下を崇敬申しあげるのは、男系天皇だからではありません
歴史と伝統の重みはもちろん感じておりますが、何より、陛下が日々私たちの「平穏」と「安寧」を想い、祈ってくださっていることを肌で感じるからです
そして陛下のおことばや行動、そこからまた敬愛の気持ちが自然と湧き起こってきます
「宮内庁にも中共や朝鮮系の人間が入り込んでる」
とか
「今上天皇陛下は皇太子時代にGHQから徹底して洗脳教育を受けている」
とか、元々「女系天皇」「女性天皇」というのは、どちらかと言えば左翼勢力がしきりに言っていたことでもあり、そういう心配をする向きもあるかもしれません
もう一度繰り返しますが
永き歴史と伝統に育まれた皇室
そしてその皇室の中で、昭和天皇のお姿を見てお育ちになられ、ご即位された今上天皇陛下が、GHQや中共ごときに洗脳、籠絡されるなどありません
小平次ごときではありますが、ここまで書いてきまして願うのです
考え方、感じ方はそれぞれあると思いますが、今、我が国がどのような状況にあるのか、今後どのような道を歩むのか
共に真剣に感じて頂ければと
また、もしかしたら安倍首相は本当に命をかけて「匍匐前進」をしているのかもしれません
もしそうだとしたらなおのこと、私たち国民はそのような「匍匐前進」などしなくても良いようもっと学ばなくてはなりません
いずれにせよ小平次は、ただただ天皇陛下のおきもちに沿いたいと願っております
御免!
PS
先日発売の「FLASH」という雑誌に、愛子様が書かれた短編小説が掲載されておりました
ぜひ読まれて見て下さい
一読しただけで、やはり私たち一般人などとは全く違う世界で生きていらっしゃること、そして清々しいオーラを感じると思います
そしてなお、古事記や日本書紀の神話の世界にまで思いを馳せていくことができるでしょう
すくなくとも小平次はそうでした
小野派一刀流免許皆伝小平次です
8月8日の天皇陛下のおことば以降、9月に入り、なにやら政府が不穏な動きを見せております
小平次が今感じていること
今、日本は大きな岐路に立ち、その方向を誤れば国家の存亡に関わる重大な危機に直面しているということです
私ごときではありますが、どうか皆さん、これからの日本、子々孫々のために、ともに真剣に考え感じて頂きたいと願うのです
長くなるかもしれませんが、何卒最後までお読みいただき、共に考え感じて頂きたいと願うのです
8月8日、天皇陛下は私たち民に、何とおっしゃられたのでしょうか
8月8日、天皇陛下が、私たち民の理解を得られることを切に願う、とおっしゃられたのは何に対してでありましたでしょうか
よろしければ過去記事
「天皇陛下おことば全文」
をごらんくだいさい
天皇陛下が私たち民に理解をお求めになられたこと
それは
「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」
でありました
それは言い換えれば、どうすれば「安定的に」皇室が続いていけるのか
私たち民にお問いかけになられたと感じるのです
最後の「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というおことば
全体の文脈から、このまま皇室典範の改正もなく
「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」
として、進んでいくべきなのか、もはやそれは不可能と
「女系天皇の容認」「女性宮家の創設」
すべき時なのか、賛否はともかく、すくなくとも私たちは真剣に考えなくてはならないと、ごく普通の感性で感じればわかるはずです
どうしてメディアは陛下の「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というこのおことばを無視し
「生前退位」
のことについてばかり報道し、今皇室が直面している危機に対し触れないのでしょうか
どうして政府は陛下の「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というこのおことばを無視し
すぐにまた、皇位を継承出来る方がいらっしゃらなくなるという同じ危機に直面するのが明らかであるというのに
「特別措置法」
などで対応し、天皇陛下が
「譲位」
なされることだけですませようとしているのか
私たちは真剣に考え、感じなければなりません
「安倍首相は匍匐前進をしているのだ」
とだれかが言っているのを見かけたことがあります
以前、中小企業の管理職であった小平次は、60名あまりいる関連グループ会社の長を任され、会社の改革を命ぜられました
その改革は絶対にやらねばならないことでありました
しかしながら急いでやれば、それまでの慣習に慣れた人はついてこれず、一方の意見を尊重すれば一方に不満が出る
そのような状況をまとめながらというのは実に大変であり、歯がゆくもありました
それが一国の長ともなれば、まずはその目標のために政権を維持する、そのために時に魑魅魍魎のような利権議員もたててやる、外交においてもアメリカに対し微妙な距離感を保つ
一般人には想像し得ないほどの難しいことでありましょう
苦悩の連続でありましょう
「肉を切らせて骨を断つ」べく「匍匐前進」をしている
そういう意味なのかもしれません
小平次は当初
「憲法を改正する」「拉致被害者を救出する」
と言っていた安倍政権を支持しておりました
また、戦後70年間、敗戦国として我が国は、経済は発展しながらも、国家としては極悪非道な侵略国家との烙印を押されたまま、特に中韓には媚びへつらうかのような外交を繰り返し、貴い先人たちの名誉を傷つけられ続けて来ました
国としての誇りも失わせるような教育がなされ続けてまいりました
そのような中、安倍首相の中韓へ妥協しない姿勢に、小平次は愚かながらも心地よさを感じていたかもしれません
その心地よさがが、徐々に政権への不信感を覚え始めていたにも関わらず
「安倍首相は匍匐前進をしているのだ」
と自身に思わせていたかもしれません
いや、そう思おうとしていたのかもしれません
しかしそれも、昨年末の慰安婦についての日韓合意において完全に崩れたのであります
いかに憲法改正を実行し、最終的目的である自国軍を持つ真の独立国家たらんとするために政権を維持しなくてはならないと、そのために魑魅魍魎のような利権議員もたててやる必要や、アメリカに対する配慮があったとしても、絶対に譲ってはならない一線は絶対に譲ってはならなかったのです
そしてこの度の陛下の並々ならぬご覚悟とご決意のおことば、「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」というおきもちに対し、その場しのぎの
「特別措置法」
によって対応しようとしている
最終目的のために、男系男子の継承を主張する一部の「保守」団体の票田のために、そこから利を得る議員をたてるために、陛下のご覚悟を無視してまで「匍匐前進」を続けなくてはならないのでしょうか
もしそうであれば、もはや「日本」ではありません
そんな国ならば滅んでしまえばよいのです
安倍政権、安倍首相は一体どこを見ているのか、何を目指しているのか
男系男子のみの皇位継承を主張する人たちは、もしそれが崩れてしまえば日本が日本でなくなる、というようなことをおっしゃっています
その考え、感性も以前の記事「天皇陛下のおきもちを拝察する」でも述べた通り、理解できなくありません
小平次も以前はそうでしたし、迷いもありましたから
しかしながら、今、皇室の皆様の現状、明治以前のように側室を迎えるようなことはできない時代であることを考えれば、男系男子のみの継承はもはや不可能であることは誰の目にも明らかです
また、数十年後にご即位されるであろう、秋篠宮さまご夫妻のお子さまの悠仁親王殿下に、ご結婚されていればそのご家族に
「男子を生まねばならない」
という、心身ともに大変に重いご負担を負わせることになるのは誰の目にも明らかです
男系男子のみの継承のため、皇籍を離脱した
「旧皇族」
の方々を復帰させる
ということを言う「保守」系の人たちがいます
どうか考え感じてみて下さい
この「旧皇族」の方々は、いまや一般国民です
家族を持ち、普通の暮らしをしている人たちに
「無私」
の御心をもって日々、国と民のために祈り続けるという重責を果たせるのでしょうか
というより、その重責を自分たちのために負わせるというのでしょうか
その人たちは「モノ」ではありません
永き歴史と伝統に育まれた皇室、天皇であらせられるからこそ、それができるのではないでしょうか
だからこそ崇敬できるのではないでしょうか
また、陛下がおことばの中で明確に否定なされたにも関わらず、いまだ「摂政」を置いて対応すべき、と言っている人たちもいます
陛下のおことばから、陛下が単に「譲位」なさりたいということだけでおことばを発せられたのではない、ということが感じ取れないのでしょうか
それを感じることもできず、陛下のおことばに逆らう言葉を発する、世が世であれば切腹を覚悟で申し上げることでしょう
その覚悟がおありなのか
いずれにせよ「旧皇室の方々の復帰」が仮にうまく行ったとしても「継承出来る方がいなくなる」という皇室の存亡の危機に対する問題を多少先送りするだけであり
「象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくこと」
に対する問題の解決にはなりません
「摂政の設置」も同じく皇室の存亡の危機に対する問題の解決にはなりません
つまり、男系男子のみの継承を主張する側からはなんら効果的、現実的な対策は示されていないということです
また、今回の陛下のおことばから、すくなくとも「女系天皇の容認」「女性宮家の創設」についての議論をすべきである、と拝察できることから、一部の「保守」系の人が
「宮内庁にも中共や朝鮮系の人間が入り込んでいる」
とか
「今上天皇陛下は皇太子時代にGHQから徹底して洗脳教育を受けている」
などと言っている人も見かけますが、不敬も甚だしいことです
永き歴史と伝統に育まれた皇室
そしてその皇室の中で、昭和天皇のお姿を見てお育ちになられ、ご即位された今上天皇陛下が、GHQや中共ごときに洗脳、籠絡されるなどあろうはずがありません
小平次はそう確信しております
これまでのことを整理してみます
そもそも、それまで議論されていた「女性宮家の創設」についての議論自体白紙にしてしまったのは、安倍首相の就任時です(本来ここで気づいていなくてはなりませんでした 愚かな自分を悔やみます)
その後安倍政権は、外交面では中韓に妥協することなく、インドを始め、ほか東南アジア諸国との連携を強め、うまくいっているようにも見えましたが、次第にトーンダウン
軍艦島の世界遺産登録にあっては、韓国にまたしても先人を貶めるような口実を与え、続けざまに南京大虐殺の世界記憶遺産登録
この件に関しては、以前の記事でも述べましたが、我が先人たちにきせられた殺人鬼、強姦魔の汚名が国際的に認知されたというのに、メディアも政府も静かでした
これは一体なぜだったのでしょう
そして従軍慰安婦「問題」における日韓合意、絶対に譲ってはならない一線を越えたにも関わらず、やはりメディアも政府も静かでした
これは一体なぜだったのでしょう
そして、このたびの陛下のおことば、おきもちを無視しての「特別措置法」による一代限りの対応
これらのことから見えてくる安倍首相、及び安倍政権の進もうとしている道はなんなのでしょうか
先日、日本政府が英国政府に対し、EU離脱による影響を、英国に投資している企業の利益を守るためにできる限り少なくするような意味の要望書を出しました
それに対し、日本ではあまり騒がれておりませんが、英国ではかなりの反響を呼んでいるようです
この件につき政治学者の倉西雅子先生が、ご自身のブログで述べられていること、またその要望書をご覧ください
倉西雅子先生のブログ「万国時事周覧」
「日本政府からの英国、及びEUに対する要望書」
国として日本企業の保護に対する要望を出すこと自体はあっても良いと思います
しかしながら倉西先生のご指摘のとおり、英国のEU離脱に対する国民投票において、最大の焦点となったのが移民問題であったにもかかわらず、英国内での労働力を東欧からの低賃金の労働者に依存している日本企業の利益を代弁し
「労働力へのアクセスに制限が設けられた場合には、人材不足と労働コストの上昇が、製品価格に影響を与えるであろう」
と恥ずかしげもなく「恫喝」ともとれる「要望」をしているのです
倉西先生のお言葉を借りれば「無神経」です
どこまで落ちれば気が済むのか
それでも日本人か
このことから感じられるのは、一部日本企業の代弁、であり、かつ弱肉強食の価値観のみで生きる新自由主義勢力の代弁をしているということです
普段いらだたしいほどに中韓はじめ、北朝鮮にすら弱腰な外交をしている日本が、突然かの大英帝国に対しここまで強気になった背景はなんでしょうか
だれがそれを言わせたのでしょうか
ここまで整理してきた一連のできごとから、見えて来るものはなんでしょうか
陛下のおことばにまで背き、特別措置法で対応しようとしている政府の姿から見えて来るものはなんでしょうか
このような状況の中、私たち民は天皇陛下からおことばを賜りました
その意味を、私たち民は深く真剣に考えねばなりません
男系男子のみの皇位継承を主張される方々、それが途絶えれば日本が日本でなくなる
真面目な方ほどそう考えるかもしれません
繰り返しますが小平次もそうでしたから
しかしながら、男系男子のみの皇位の継承を今後も続けいていくという事に対する、具体的、現実的策はない以上、今、私たちが考え、感じねばならないことがあるはずです
「男系が途絶えれば日本でなくなる」
なくなりゃしませんよ
それこそ私たち民が天皇と皇室を敬い、微力ながらもお護りしようという気持ちをしっかりと持っていれば、今後も敬うべき天皇と皇室が私たちの頂点に輝き続ける、小平次はそう確信しております
前にも書きましたが、小平次が今上天皇陛下を崇敬申しあげるのは、男系天皇だからではありません
歴史と伝統の重みはもちろん感じておりますが、何より、陛下が日々私たちの「平穏」と「安寧」を想い、祈ってくださっていることを肌で感じるからです
そして陛下のおことばや行動、そこからまた敬愛の気持ちが自然と湧き起こってきます
「宮内庁にも中共や朝鮮系の人間が入り込んでる」
とか
「今上天皇陛下は皇太子時代にGHQから徹底して洗脳教育を受けている」
とか、元々「女系天皇」「女性天皇」というのは、どちらかと言えば左翼勢力がしきりに言っていたことでもあり、そういう心配をする向きもあるかもしれません
もう一度繰り返しますが
永き歴史と伝統に育まれた皇室
そしてその皇室の中で、昭和天皇のお姿を見てお育ちになられ、ご即位された今上天皇陛下が、GHQや中共ごときに洗脳、籠絡されるなどありません
小平次ごときではありますが、ここまで書いてきまして願うのです
考え方、感じ方はそれぞれあると思いますが、今、我が国がどのような状況にあるのか、今後どのような道を歩むのか
共に真剣に感じて頂ければと
また、もしかしたら安倍首相は本当に命をかけて「匍匐前進」をしているのかもしれません
もしそうだとしたらなおのこと、私たち国民はそのような「匍匐前進」などしなくても良いようもっと学ばなくてはなりません
いずれにせよ小平次は、ただただ天皇陛下のおきもちに沿いたいと願っております
御免!
PS
先日発売の「FLASH」という雑誌に、愛子様が書かれた短編小説が掲載されておりました
ぜひ読まれて見て下さい
一読しただけで、やはり私たち一般人などとは全く違う世界で生きていらっしゃること、そして清々しいオーラを感じると思います
そしてなお、古事記や日本書紀の神話の世界にまで思いを馳せていくことができるでしょう
すくなくとも小平次はそうでした
そもそも陛下に対しまして、カメラを向けるメディアや一般国民がいるという時点で終わっていると思います。
「陛下のお姿は人知れず」であればこそ、よりその尊さが増してくるというもの。
しかし現代日本人は、皇室の真の尊さというものを見失っております。
その例として、陛下が巡幸されるから道路がよくなるだとか、陛下がお見舞いに来られるから政治が動くだとか・・・
まさにアホの極み!としか言いようがありません。
日本の象徴、それは国民ひとりひとりだという自覚を忘れ、陛下ばかりにその責を押し付けることを良しとしたような皇室典範改正ならば、もはやこの国の未来など知れたことだと感じます。
少し、荒っぽくなりまして、申し訳ありませんでした。
コメントありがとうございますm(__)m
いやいや、少々荒っぽくなるのも仕方ないですよ
私もどう表現すれば良いのかわからず、記事を書いてしまってます
なんとしても特措法は阻止したいと思っております
どれほどのことができるかはわかりませんが、自分のできることを少しでもやっていきます
ゆぅすけさんと共に頑張ってまいりたいと思っております❗
ありがとうございましたm(__)m