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こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
先日、羽田空港から京浜急行に乗りましたら、こんな車内アナウンスが…
『ただ今、京急では、エスカレーター、手すりにつかまろうキャンペーンを行っております…』
この他、このところ、大きな駅などで駅員さんがエスカレーターの乗り口に立って
『エスカレーターは2列でお乗り頂きますようご協力お願いいたします』
なんて案内をしている様子が報道されたりしております
エスカレーターで急いで歩く人と高齢者が接触して転倒、大けがしたり、なんてことが結構あったようです
特に混雑する駅なんかでは、エスカレーターは急いで歩く人のために右側を空けるってのがこれまで習慣化されておりましたが、安全のためそれをやめて、2列で乗りましょうってやっているわけです
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今じゃ当たり前のようにエスカレーターでは右側を空けるのがマナーのようになっておりますが、小平次が若いころは、こんな習慣はなかったんです
若かりし頃、初めて海外旅行に行きまして
ドイツ(西ドイツ)フランクフルトから列車に乗りスペインのバルセロナ、グラナダ、マドリードを回りパリへ
パリから飛行機でロンドンまで一人旅しました
で、ロンドンで地下鉄に乗りますと、エスカレーターの乗り口に
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/d5/0967c46e2b7a99a46a1f4471b34b7e66.jpg)
こんな看板が出てるんです
『左に寄れ?』『左にいろ?』『左側を保て?』
なんのこっちゃ?
このころ、日本では急いでいる人のためにエスカレーターで右側を空けるなんて習慣はなかったので、小平次には意味がわかりません
で、聞いてみたら、急いでいる人のために右側を空けろってことで、当時のロンドンには今の日本のように、きれいに左により、急ぐ人は右を歩くって光景があったわけです
若かった小平次は
『こりゃあ合理的でいいなあ…』
と、当時は思ったもんでした
で、それから日本に帰りしばらくして、ある雑誌に識者だかライターだかって人が
『エスカレーターの乗り方も知らないマナー知らずの日本人は云々かんぬん、欧米では云々かんぬん…』
ってな記事を書いていたんです
小平次はその記事を読み、少し違和感を覚えたものの
『まあ、そうなのかなあ…』
と、あまり深くは考えたりしませんでした
このころは何かと『欧米ではー』とか言って、日本人なのに日本人の悪口を言う人がいっぱいいました、あ、今もいるかな
さて、それからまたしばらくたって、小平次がデパートかなんかでエスカレーターに乗るとこんなアナウンスが
『エスカレーターでは、ステップの中央に乗り、手すりにおつかまり下さい』
ん?
『ステップの中央?』
ん?
そうです
日本ではエスカレーターはステップの中央に乗れと言っていたのです
安全のため、急いで乗るな、と言っていたのです
小平次はここではたと気づきます
これは、マナーとか、遅れてるとかって話と違うんじゃないかと
単にお国柄による価値観の違いだと
ところがそれから数年経ちますと、どんな啓蒙?活動があったがわかりませんが、いつの間にか小平次がロンドンで見たような、きれいな『Keep Left』が日本でも当たり前の光景になっていったわけです
そして、さらに時が流れ今
『手すりにつかまろうキャンペーンを行っております』
と、もともとの安全な乗り方へ戻ろうと、キャンペーンが行われているのです
それに先駆け、ロンドンでも『エスカレーターは2列で乗りましょう』とキャンペーンが行われているそうです
そして、3週間にわたって「両側に立とう」という実験を行い、右側を空けるよりも2列で乗った方が28%も輸送率が上がるって結果を得たそうです
もともとの日本の乗り方の方がよかったってことで、それをロンドンでもようやく始めたってことなわけです
何でもかんでも『欧米ではー…』とかじゃなくて、いいところは素直に学び、日本人が大切にしてきたものは大切にして行けたらいいと思います
情報化社会がとかくに私たちの生活や仕事を煽り立てます
もともと日本人は古来よりあくせくした民族じゃありませんでした
そろそろ、少しずつでもいいので、日本人が先行して、仕事も人生も、ゆっくりやっていけるようにできたらいいなと思います
御免!
なんでも かんでも あの~ 西洋カブレのバカが
日本の良い物を否定しているのであります。
私なんか 広告業やっておりますが
小泉政権時代の
洋行帰りのバカが学者が 西洋では 街に広告が
反乱していない 美観を損なう等といいいまして・・・
そりゃあ 観光で喰っとる地域は それで良いでしょうが 商業地域で それをやりやがったので
あります。(まあ~単に 税金を取りたかったのでしょう)
今の経済の落ち込みは何か・・・
事情も何もわきまえず これまで 日本人が
積み上げて来たものを 西洋賛美の世間知らずの
人間が国を崩してきたのであります・・・・
ps 行政も法律も上手くやっていた頃に 全て 戻すべきです
小平次です
コメントありがとうございます
何でもかんでも『欧米ではー』とか言う人のことを最近では『出羽のかみさま』とか言うそうです
もともと日本では法律より道徳の方が優位にあったのではないかと思います
最近みんな疲れちゃってるようにも見えます
少しずつゆっくりに戻して行きたいですね
ありがとうございました!
現在は外国人が増えたので、どうなるモノやら?
エスカレーターの場合も、昔に戻れるかどうかは判りません。
コメントありがとうございます
以前の記事でも書いたのですが、私はネパールのカトマンドゥで大地震に出くわし、何度かおっしゃるような場面を見ました
宿泊していたホテルもヒビが入っていたり危険な状況だったかもしれないのですが、強い余震なんかがあると、ヒマラヤ観光に来ていた欧米人や、特にアジアのとある国とおぼしき人たちが悲鳴を上げて出口に殺到してました
私と同行の日本人は地震慣れしていることも大きかったと思いますが、我先に、という思いには全くなりませんでした
昔に戻れるかどうか…
難しいかもしれませんが、いつの間にか右へならえ的な感覚で『keepLeft』をするようになったのと同様に、いつの間にかで元に戻るかもしれません
ただ、右へならえ、では戻ってもあまり意味がないかもしれませんが…
ありがとうございました
また、お国ごとにも違ってますし。
関西では「KEEP RIGHT」でしたし。
こうした文化や風習は、「郷に入れば郷に従え」的に受け入れるように、私はしているつもりです。
小平次です
ようこそおいでくださいました❗
関西では『キープライト』なのですか
西へはよくいくのですが、全然気づきませんでした
私も郷に入れば郷に従え、でいいと思っております
そして互いに尊重し合えることがかなうならば…
私魚人さまは広島でしたよね
先週仕事で江田島へ行ってまいりました
ついつい竿を出したくなるような場所かあちこちにあり、またとても美しいところで、仕事じゃなけりゃな〜
残念でした❗
ありがとうございました
けれども最近は、エスカレーターがあっても
「不便だ~」「もっと利便性を~」
という人も増えたように思います。
そんなわけで、できるかぎり、階段を利用するように心掛けていますが、いまや若い人がエスカレーターを、年配の方が階段を(健康のため)という風景も見受けられます。
テレビとうさん様が仰られますように
「元に戻れるか…」
でありますね(;´・ω・)
有難う御座いました。
コメントありがとうございます
階段を使うことを心がけている…
うーん…
私はまるで逆で、遠回りしてもエスカレーターを使っちゃいます(。>﹏<。)
空港なんかにある歩く歩道、あれもどかどか歩きません
なんで自動で運んでくれるものに乗ってわざわざ歩くのだと…
今回の記事は数十年前、ライターだかがマナー知らずの日本人がー、という記事を見たときからずっと言いたかったことなのですが、あらためてまた安全重視に戻るキャンペーンなんかを見て、なんと本末転倒なことだろうと…
戦後、というか明治以降の日本の姿の象徴的な出来事のように思えて記事にしました
ありがとうございました
PS ちょっと仕事の関係で西へ行くことが増えそうです 大阪からは遠いところが多いのですが、そろそろまたゆっくり話せたら嬉しいです またご連絡させてください❗
ちっとも痩せませんけどね…泣
昔なにかしらに感じたことなど、想いを綴られることって、素晴らしいですよね。
PS、どうぞどうぞ!いつでもご連絡お待ちしております(*‘ω‘ *)
コメントありがとうございます
関西から中国地方へ行くことが増え、先週も広島に行ってきました
大阪や京都に寄れるときはちょっと限られちゃうかもなんですが、ぜひ連絡させて頂きます!
夢のような難波の夜をもう一度
ありがとうございました