こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です
さて、小平次は月に一度、地元の大学生数名と月毎に担当者を決め、その担当者が一つのテーマについて自分なりに調べ、皆の前で発表、その後にそれについて皆でそれぞれの考えを述べ合う、というような会をやっています
テーマは歴史上の人物などが多いのですが、別に何でもかまいません
芸術やスポーツ、その他趣味のこと、果ては超常現象なんてテーマで語った学生もいました
先日のこと、担当の学生が体調不良で欠席、急きょ当日小平次に担当の受け持ちの依頼がありました
急だったこともあり、すぐにでも話せることとして、『新型コロナ(武漢肺炎・以下コロナ)』をテーマに語ることとしました
内容はこれまでコロナについて小平次がこのブログで語ってきたこと、その後あらためて知ったこと、気づいたことについて語りました
小平次がコロナについてこれまで言ってきたこと
インフルエンザで亡くなる方の数は、関連死も含めて年間約10,000人、風邪などの感染症から免疫力が低下した人などを含め、肺炎で亡くなる方の数は約10万人、ついでに言えば交通事故で亡くなる方の数は年間約3,000~5,000人、後遺症などの残った方、事故後24時間以上経ってから亡くなった方を含め負傷者は約50万人です
これに対し、今回のコロナの死者は、別な死因で亡くなった方がたまたまコロナの陽性者だった、という『関連死』とも呼べない方々を含め、令和2年11月23日時点で1,996人です
これまでのマスコミの報道の在り方、それに同調した人たちの一部が自粛警察となり陽性者への誹謗中傷、これによる自殺者まで出ている現状、多くの企業が倒産、もしくは大幅な減収、それによる失業者、自殺者の増加、満足の行く学校生活を送れない子どもたち、今回の参加者には大学入学以来一度も学校に行けていない学生もいました
何かの目標に向かって努力を重ね、その成果を発表する場所を奪われた人たちも子供たちをはじめ、大勢います
コロナの恐怖で鬱になっている小学生が身近にもいます
小平次がコロナについてこれまで言ってきたこと
上記の数字を見た上で、他の感染症、その他の病気、事故等と同様にコロナも人間の死因の一つして比較してみた場合、ここまでの経済的な損失、そして『精神的な損失』、それらと対比したとき、今の過熱した報道も、それに釣られたような自粛や各種の制限はやりすぎではないのか、通常の感染症対策、手洗い、うがい、消毒で十分なのではないか、コロナの脅威とこれらの経済的な損失と精神的な損失は釣り合いはとれるのか、という問いかけです
そしてその問いかけに対する小平次の考えは、現在のマスコミ報道は恐怖を煽るだけで過剰であり、緊急事態宣言や外出制限、休業要請、学校の休校などはやりすぎである
コロナの脅威とこれらの経済的な損失と精神的な損失は釣り合いはとれるのか、とても取れない、失う代償が大きすぎる、ということです
今回学生たちにはこういった数字的なデータに、これまでご紹介してきた専門家の意見等を加え、最終的に上記の小平次自身の考えを話しました
これらの話をする前、小平次は会の冒頭で次のような話をしました
『みなさんは郵政民営化、という言葉を聞いたことがありますか?』
『みなさんがそう、小学校に入ったころでしょうかね、それまで国営でやっていた郵便局なんかを民間企業にする、そういうことを国が決めて実行したんです』
『郵政民営化を推し進めたのは、時の首相、小泉純一郎さんと、そのブレーンとも言える竹中平蔵さんと言う人でした』
『ところが、首相が進めようとしているのに、同じ自民党内に、強力に反対をする人たちがいました。その急先鋒が、平沼赳夫さんと亀井静香さん、どちらも当時の大物議員です』
『この人たちの出身大学を見てみますと、小泉さん・慶応大学、竹中さん・一橋大学、平沼さん・慶応大学、亀井さん・東京大学…、みなさんがとても入ることのできなかった一流大学ばかりです、あ、もちろんボクもとても入れませんでしたよ…』
『どうでしょう、こんな頭のいい人たちが、一方では郵便局を民営化すれば日本が良くなる、と言い、もう一方では、いや、悪くなる、と正反対の言い合いをしていたんです』
『この人たちだけではありません、他にも一流大学の先生や専門家、そういう人たちが難しい言葉を並べて正反対の言い合いをしていたんです』
『こんな頭のいい人たちですら言い合うばかりで結論がでないようなことに対し、自分を含めた素人の国民にその良し悪しなんかわかるはずもありません』
『わかるはずもありませんが、ボクは郵政民営化に反対でした。 なぜ? 一つは感覚、とこれまでの歴史を振り返ると、平沼さんたちの言っていることの方が素人ながらしっくりときたからです』
『今流行りのコロナも同じです。一方、と言うより大多数はコロナは怖い、緊急事態宣言を出せ!、外出を控えろ!、Go toなんかやめろ!と言っていますが、反対に、中途半端な自粛や制限などはやめて、集団免疫の獲得を目指せ!という人もいます』
さて、冒頭でこのような話をした上で、コロナに対する小平次のこれまでの持論を話したわけです
女子学生Hさん
『私は最初からコロナとか怖いと思いませんでした、それは漠然としていましたが、徐々に感染者と死者とかの数字を見て、やはり必要以上に恐れることはない、と思っています。怖いのはコロナそのものよりも風評だと思います』
男子学生O君
『最初は怖いと思っていましたが、僕もHさんと同じで、発表される数字を見て、あ、これは騒ぎすぎだと思いました、何より今、学校で授業も受けられず、図書館や他の施設も使えないのに学費の減免がないのは納得いきません』
男子学生K君
『僕はコロナは怖いです。と言うより、全ての感染症が怖いです、僕は風邪系の感染症に罹ると40度以上の熱が出る体質で、高熱で脳とかに何か後遺症が残ったり、場合によっては死ぬかもしれない、だから怖いです、でも怖いからこそコロナのこともたくさん調べました、今日小平次さんが話してくれたこと、集団免疫やウイルス干渉などの話は大体知っていました、そういう科学的なデータや論があるのに、マスコミはただ恐怖を煽るだけ、自分で調べてみて、怖いですけど必要以上に怖がることもないと思っています』
女子学生Yさん
『今日の小平次さんの話は、あくまでも小平次さんの考えで、一方の意見に過ぎないということですよね』
Yさんに対し小平次は答えます
『その通りです、だから初めに郵政民営化の話をしました。正反対のことが日々ネットに出回っています、ほとんどはただ感染者の数の発表や移動制限で打撃を受けている人たちの様子ばかりですが…。それでもいくつかのことははっきりとしています、私たちが知り得る確かな情報を知り、自分の頭で考えること、感じ取ることこそが大切だと思います』
Yさんは実は小平次の娘、娘は社会科の教師を目指し、西洋史を専攻しましたが、学ぶうち、
『歴史は解釈によって正反対の主張が出てくる、自分では違う、と思うことも国や学校の方針で教えなくてはいけない、西洋史を学んでわかったことがある、イギリスは酷い国だったということ、でもそうは教えられない、だから自分は音楽の教師を目指す』
そう決断し、転部試験を打楽器で受け合格、来春からは音楽教師を目指します
しかしながら、学校の施設も利用できず、合奏のために集まることもできない、技術の向上のための練習ができない状態です
スポーツの強い大学なので、全国レベルの運動部は特別に大学施設を利用し練習することができますが、文化部系は何か公共団体から演奏の依頼があったとか、そういうことがなければ許可されない、娘は自治体や公共団体、施設と掛け合い、何とか学校に行けるよう自分なりに戦っています
さて、話がそれました
今回に限らず、この会で若い学生たちから学ぶことはたくさんあります
そして今回も皆の意見を聞いてとても参考になりました
コロナが怖いと言う学生も、怖くないと言う学生も、皆冷静でよく勉強していました
入学以来一度も大学に行っていないという学生を始め、早く再開してほしい、と切実な声を聞きました
今また、第三波だと連日大騒ぎでメディアが報道を繰り返しています
このメディアや、それに同調する人に聞きたいことがあります
ただ毎日感染者(陽性者)の数の発表と、閑古鳥が鳴き悲鳴を上げる観光地や飲食店の方々の声などを報じておりますが、一体どういう状態になったらコロナは終息した、と考えているのでしょう
ワクチンができたら?
ワクチンは一部ですでにできているようですし、今後それなりに効果的なものができるでしょう
しかし、インフルエンザもそうですが、ワクチンが効く人もいれば効かない人もいます
おそらくコロナのワクチンもそんな感じになるように思います
以前から申し上げていますが、感染者の数が減ることはあったとしても、コロナは終息はしないでしょう
今、Go toキャンペーンの見直し、などが叫ばれていますが、経済活動や日常の活動を抑制し、感染拡大を抑え込むというやり方は、どれだけの経済的、精神的損失を被ろうと徹底してやり続けなければ意味がありません
現に緩めれば今の状況です
いつまで抑制する? ワクチンができるまで? コロナウイルスがほぼ死滅したと確認できるまで?
いずれにせよいつになるかわからなかろうが、抑制を緩めれば同じことの繰り返しです
再度申します
交通事故の死者、負傷者は年間約50万人です
あるテレビの報道で、困窮する事業主さんのインタビューをやっていました
『経済を回して欲しいけど、人命には代えられない』
交通事故は感染しませんが、人間の死因の一つとして見れば、私たちはコロナよりも交通事故で死ぬ確率の方がはるかに高いということです
それでもこの世から車を失くせ、と言う人はいません
必ず数千人が死ぬとわかっていながら私たちはすでに経済優先の世の中に住んでいるのです
いつまで続くかもわからない感染状況、どれだけ経済的、精神的損失を被り、北海道など弱った人たちの土地を中国人が爆買いしようとも抑制し続けるのか
交通事故や他の感染症、病と同様に、『人はいずれ死ぬのだ』、と、人間の死因の一つとして受け止め共存を目指すのか
エボラ出血熱やペストほどのものならともかく、今の現況を見る限り、一刻も早く国と国民全体で意識を変え後者へシフトするべきです
御免!
※PS 小平次の女房殿は全世代型の交流福祉施設で責任者をしております。そんな女房殿の施設へおばあちゃんたちが大挙してやって来て言うそうです。
『早くカラオケ教室を再開してよ!家族には外へ出るなと言われるけど、老い先短いんだから、いつまでも引っ込んでたら死んじゃうよ!!』
手洗い、消毒、検温を適切に行い、距離を取り、歌う人の前に手製の大型アクリル板を立て、事業を再開したそうです
小平次さんのおっしゃる通り、コロナ以外のことも考慮しないといけないのですよね。経済、交通事故のこともそうですし、個人的には第3波だーと煽るよりも若者の自殺の多さを深刻に受け止めて欲しいですよね。ご老人がコロナで亡くなるより、若い人が苦しみ抜いて死ぬことの方がはるかに深刻なはずなんですけどね…
そんなんでよければどうぞ~
コメントありがとうございます
猫の誠さんのブログを拝読し、中共の策略ということには信憑性があると考えています
だからこそ踊らされるな!
という思いで記事にいたしました
ありがとうございました
コメントありがとうございます
>>4~7月辺りは未知のウイルス…
そうですね
散々マスコミも煽りましたから…
世の中には既知のウイルスの方が圧倒的に少ないわけでして、犯罪に関わるものも含めた数ですが、原因不明の不審死・突然死で亡くなる方は、5年前の古いデータですが、10年で17万人もいるそうです
>>若者の自殺の多さを深刻に受け止めて欲しいですよね…
そうなんです!
私がコロナの記事を書き続けているのもまさにそれです
ありがとうございました