さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

残念な結果の米大統領選 とりとめのない雑感

2020-11-10 | 社会・経済


こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

大騒ぎだったアメリカ大統領選挙が終わった?

ようです

小平次としてはトランプさんの再選を願っていたので非常に残念です

もはや世界は終わりだくらいに思っています

ところで本国アメリカのメディアも日本のメディアも、どちらかというとトランプさんのこれまでの言動や行動の『負』の部分を強調し、まるでトランプさんが再選すれば民主主義が崩壊する!

と言わんばかりの感じに見えていました

また、トランプさんは白人至上主義、黒人への差別を増長させているかのような報道も目立ちましたが、少なくとも小平次が過去発言なんかを拾ってみても、あからさまにそういうことを言っているような発言は、一部の切り取り記事を除いて見当たりません(大統領就任以前のものはいくつか見つけましたが、本当かどうかわかりません)

ミネアポリスの黒人男性が警察官の行き過ぎた身柄確保により首の圧迫による心肺停止で亡くなった事件がありました

確かにこの時の映像などを見れば行き過ぎのようにも見えますが、一方で被害男性が過去、薬物や窃盗、銃を使った強盗などの前科があったらしい(https://note.com/xxxyukixxx/n/n588548711930)ことなどは少なくとも日本のメディアなどでは報道されていません

こういうことを言うと決まって

『だからと言って殺していいことにはならない』

などと極論で頓珍漢な反論をする人が必ずいますが、そんなこと言ってるんじゃありません

銃社会アメリカ、その上で、アメリカにおいて黒人に対する差別があるのは間違いのないところだと思いますし、今に始まったことでもありません

トランプさんの過激な言動がそういうことを助長したこともあったかもしれませんが、なんでもかんでもトランプさんが差別を助長しているってのは短絡的にすぎやしないか、ってことです

この時の警察官は『殺人罪』で逮捕されておりますし、過去にもいろいろ問題があったようですので、行きすぎであったことは間違いのないところなのかもしれませんが、このことを機に、デモが広がり、やがて一部で暴動にまで発展していきますと、日本のメディアなども含め、多数の報道は、こういうことも全てトランプさんの人種差別政策が生み出している、悪いのはトランプだ、というように聞こえてきましたよ

なんの関係もない商店などを襲い、金品を強奪するような輩が多数出て、それに対しトランプさんが『軍を派遣する』と言ったわけですが、メディアの報道はデモに参加している女子大生のインタビューを流し

『トランプは自国民に銃を向けようとしている』

などとこれまた頓珍漢なものでした

小平次が襲われた商店の店主だったら

『今すぐ軍でもなんでも派遣してくれ!』

と叫んだことでしょう

移民政策に関しても、トランプさんの主張や政策がまた差別を助長するかのような報道も目立ちましたが、基本的には不法移民の取り締まりを強化しただけであって、不法移民であろうとなんだろうと、すべて受け入れるのだ、というユートピア思想で夢想を描いている人でもなければ、不法移民を取り締まるのは当たり前だと思います

『国境などをなくし、全ての人が手を取り合い、戦争などのない平和な世界を』

こんなことは夢想に過ぎず、それが実現できたのであれば、人類が文化文明を築き上げて1万年、とっくにそういう世界を作っていたはずです


小平次がトランプさんの再選を願った理由

一つは、日本の国益を考えた上での東アジアの安全保障について、ノーベル平和賞を受賞しながらも、核保有国としての義務を果たさず、北朝鮮を野放しにし核開発をさせてしまった前任のオバマさんよりもはるかに平和への貢献度が高く見えたこと

小国を借金漬けにし、港などを奪い取り、経済的な侵略をする中国、時には我が国の尖閣周辺も含めた東南アジアでの軍事行動などを行う横暴な国、台湾、ひいては沖縄をも飲み込もうとする横暴な国、その中国に圧力をかけ続けてきたこと(まあアメリカもロクなもんじゃありませんが)

上記のユートピア思想は、共産主義者と、一部の投資家、大資本家の都合の良い世界として利害が一致しています

そのような独裁国家と儲かればそれで良いとする連中を排除しようとしていた風に見えたこと

そんなとこでしょうか

あ、あとコロナ(武漢肺炎)ですかね

自らが陽性者となりながら職務に復帰

『コロナに人生を支配されるな!』

名言だと思いましたよ



さてトランプさんが、郵便投票などの不正を訴えていることについて、多数の知識人、メディアなどが往生際が悪い、と言っています

反面、フェイクかもしれませんが、上司から郵便投票の封書の到着期日の書き換えを命じられた郵便局員の証言だとか、郵便投票に死者の票が多数含まれていたなんて情報も飛び交っています

どうなんでしょう、わかりません



小平次が日頃思っていること

『大多数が言っているから正しいとは限らない』

『大多数が言っているから真実だとは限らない』


これまでの歴史においてそんなことは山ほどありました

アメリカの大統領がだれであろうと、自国を自国で護れない国のままでは何も変わりません

トランプさんが大統領のうちは、日本が真の独立国家として歩めるチャンスがあったのではないか、と思ったりもしましたが、属国根性丸出し、儲かればそれでいいと考えている人たちのための政治家が力を握っているうちはどうにもなりません


御免!


コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インド放浪 本能の空腹 2... | トップ | 新型コロナ(武漢肺炎)につ... »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まったく同意見です (夢母)
2020-11-10 20:12:07
トランプさんの吹き替えが
オレ様的になっていたり
税金を払ってないとか

実に悪意たっぷりの
日米メディアですよね

グレタ何とかという
小娘の悪口まで
取り上げたり

バイデンの中国寄りの様子では
益々、米国頼りの日本には
未来が無いと思います
返信する
俺も同感です (カワムラ)
2020-11-10 20:50:32
トランプ大統領になってコロナ前まで アメリカ経済は
良かったし 戦争もやっていません。珍しい大統領です
自国有利主義なんて言われてますけど 新自由主義で
滅茶苦茶にされた経済は格差を産みました・・・
グローバリストのせいで世の中悪くなるばかり・・・
ギリシャなんて自国通貨を発行できなかったから
どこぞの高利貸し機関に支配されてしまった。

本当の事はわかりませんが 情報操作は民主主義の
敵です。トランプ大統領に頑張ってもらいたい。

ps とある大臣様が トランプ批判しとりますが 時期尚早・・・もし再選されたら 大変な事に
なりますよ。トランプ大統領を独裁者呼ばわり
しましたが今迄 あらゆる独裁者たちに諂ってきた側のくせに口が滑ったのでしょう 不思議な話
です。。 
返信する
こんばんは (猫の誠)
2020-11-10 23:39:25
同感です。またトランプ氏が史上最大の7100万票とったというのに、バイデン氏はさらに多く得票していることです。これでは、投票率が 過去になく高いという不可解なことになります。またANTIFA騒動もトランプ氏に不利に働いていますが、どうも支那の影が感じられてなりません。中共では北京はバイデンの街だなどと喜んでいるというか、バイデン氏をなめた報道がされているそうです。紫禁城がForbidden Cityというのと For-Biden Cityとをかけているという意味だそうです。
返信する
夢母さん、おはようございます! (小平次)
2020-11-11 09:03:14
夢母さん、おはようございます!

コメントありがとうございます!

おっしゃる通り、ほとんどのメディア、取り上げられる『識者』の声、などは悪意に満ちているように思います

それにつられて世界中の一般市民が印象を操作されているように思います

バイデンになっても対中政策は変わらない、と言う見方もあるようですが、一部でささやかれている息子への資金供与など、本当かどうかはわかりませんが、期待はしすぎない方が良いのかと思っております。

ありがとうございました
返信する
カワムラさん、おはようございます! (小平次)
2020-11-11 09:16:09
カワムラさん、おはようございます!

コメントありがとうございます

そうなんですよね!

トランプさん、発言は過激でしたが戦争してないんですよね

その上で中国や北朝鮮への強硬姿勢は日本にとってもひいては世界全体に対しても、歴代アメリカ大統領の中では平和に対する貢献度は随一だと思います

トランプさんとバイデンさん、メディアの報道とは真逆だと思います

ありがとうございました
返信する
猫の誠さん、おはようございます! (小平次)
2020-11-11 09:26:37
猫の誠さん、おはようございます!

コメントありがとうございます

『支那の影』は間違いないのでしょうね

世界は共産党の本当の怖さを知らないのだと思います

余談ですが、以前日本在住の中国人女性から、中国人同士のもめごとに関する法的な相談を受けたことがあるのですが、その時、一緒にいた日本人が中国人の人権屋への相談を勧めたらその女性、顔をしかめて強い口調で言いました

『とんでもない!日本人は共産党の本当の怖さを知らないのです、そのネットワークがどこまで伸びているかもわかっていないのです、大使館員だって信用なんてできないのです』

一民間人同士のもめ事になんで共産党が?
大げさでは?

人権屋を勧めた日本人はそう言って笑ってましたが彼女は頑なに拒否していました

きっとそうなのだろうと思います

そういう意味ではかく言う私も共産党の本当の怖さをわかっていないのだろう、と思います

ありがとうございました
返信する
非常に参考になりました! (ダム)
2020-11-11 11:57:06
小平次さん
いやぁ危なかったデス。
おかげ様で、フラットになることができました!
今の世の限ったことではないですが、こう何だかんだと日頃に忙殺されていたり、自分が興味のあることに没頭していると、ニュース報道を鵜呑みにしてしまいがちデス…。
そんな折、小平次さんのこの度のブログを拝読。
良かったと本当に思います。
これからも、このような鋭い切り口で、世を語ってください(^^)/
返信する
ダムさん、こんにちは! (小平次)
2020-11-11 14:41:49
ダムさん、こんにちは!

コメントありがとうございます

拙ブログをお読みいただき『良かった』などとおっしゃって頂き、恐縮しながらもとても嬉しく思います

ブログの標題の通り、世の中、頭のいい人たちが常に正反対の言い合いをしています。

コロナの記事などを書くときもそうなのですが、頭のいい人たちの専門的な正反対の言い合いをいくら聞いたって素人の私にはわかりません。

結局は、どちらが辻褄が合うように聞こえるか、しっくりくるのか、自分の感じることを大切にしたいと心がけております

私もダムさんのブログに啓発されております

これからも宜しくお願いします

ありがとうございました
返信する

コメントを投稿

社会・経済」カテゴリの最新記事