JT戦 パイオニア勝利の瞬間
まぁ、ファンにとってはたまらない「幸せな週末」になったわけだが。
試合中、敗因ならばあふれるほど出てきたのだが、連勝という結果からの勝因は?と問われれば、まさに「ホームゲームアドバンテージ」だったとしか言いようがない。
観衆の応援とは、それほどまで選手を鼓舞するものなのだろうか?
東レ戦で言えば、フルセットの9-12からの大逆転。
JT戦で言えば、第4セット17-21からの大逆転。
何かの力が働いていたとしか言いようのない(もちろん誤審とかじゃない)ゲームだったと思う。
だから、東レ戦後は選手も泣いてた。
あえて、技術的な勝因をあげるとすれば、「レシーブで粘って」、「決めきれる攻撃力があった」ということだろう。
それでも、東レ戦はひどい出来で、途中から庄司と栗原が覚醒しなければ確実に落としていたゲームだった。
そして、JT戦は、ブロック、細川がやっとストロングポイントとなったことが勝ちきることにつながった。
逆に、ここまでの敗因も自分なりに分析できたように思う。
それは、
1にブロック
2にライト
3にハニーフ ということだ。
とにかく、今日のJT戦は別として、ブロックがまったくブレまくっている。
たしか、パイオニアのブロックはワンタッチ狙いの戦術だったと思うが、それがまったく機能していない。
機能していないといえば、ライトもそう。昨日負けたら「江口カムバ~ック!」と叫んでしまいそうな出来だった。ライトというのは、攻撃もそうだが、レシーブ、トスアップとマルチな働きが要求される。そこが攻めきれていない2つ目の要因だ。
そして、ハニーフの不安定さ。確かに、フールマンのような働きを望んではいけないが、チャンスボールを確実に決めてくれないと、やはり厳しい。栗原も絶対的な力を持っているわけではないのだから。
いろいろ書き出すとキリがなくなりそうだ。
しかし、確かに昨日今日と連勝した。
それを前向きに捕らえていこう。