EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ピート・シンフィールド スティル アナログ国内盤

2012-03-05 13:07:21 | EL&Pを支えたアーティスト・プロデューサー等
ピート・シンフィールド スティル アナログ国内盤

古くからのEL&Pファンの間では、
有名すぎるレコードなので、
あえて取り上げる必要もないのですが、
ワーナー・パイオニアさんの、
オリジナルジャケット再現へのコダワリが素晴らしいので、
ブログを一本書く事にしました。


画像① 帯と表


画像② 裏


画像③ 内ジャケット右下部分の拡大、Printed in japan

これは新品で購入したものですが、
埃がかからないように密封しないと、
透明ビニールカバーに入れていても、
年月による汚れが付着しますね。
加えて、
このジャケット、
和紙みたいな手触りの紙を使用しているので、
汚れを拭き取る事がとても困難です。

もともとのオリジナルはベースが水色という話ですが、
間をおかずにピンク色になり、
それがオリジナルジャケットという事で、
ワーナーさんでは、丁寧に再現したのであると思います。

表と裏の絵や写真は、
別の用紙に印刷して貼りつけているような感じになっています。

保存の仕方に油断をすると、
丁寧なジャケット再現がマイナスに働き、
汚れを落とす事が難しくなる一例ですね。


このアルバムを入手した頃の話をします。

中学3年になる前の春休みに、
EL&Pのレコードを初めて買ってもらってから、
とにもかくにも、EL&Pのアルバムという事で集め出しました。

作品第二番は、
EL&Pのアルバムとしては、
初めて発売日に買うことのできたアルバムですね。

その時点では、
既出のアルバムは揃えていたので、
冷めやらぬEL&P熱を満たすためには、
それぞれのメンバーが参加しているアルバムに手を出す以外に、
道はありませんでした。

都会に住んでいたら、
ブート集めへの道もあったかも知れませんが、
通販で初めて買ったブートの音の悪さも加わって、
ブートに積極的に手を出そうという気持ちはなかったですね。

そのような中で、
最初に購入したアルバムが、
ピート・シンフィールドのスティルです。
無論、グレッグ・レイクが1曲だけヴォーカルで参加しているというのが、
購入の動機ですね。

ピート・シンフィールドは、
恐怖の頭脳改革以降は、
EL&Pの楽曲の作詞のほとんどを手がけています。
そのため、
第4のEL&Pという言い方をされていた事もありますね。

このアルバムのライナーには、
クリムゾンを辞めた経緯が翻訳されて記されています。

ボーッとした少年には、
芸術活動を続けて行くための、
妥協を許さぬアーティストの真摯な姿勢が解るはずもなく、
ロバート・フリップはなんて嫌な奴なのだと思っていましたね。
一方において、
それが、EL&Pの楽曲の作詞者へとつながっていくわけです。
才能と良き友人がいれば、
次のドアが開くのもまた早いという事の一つの例ですね。

CDはまだ所持していないので、
そちらの方はどのような解説が為されているかまでは、
解りません。

本ブログのために新しいカテゴリーを設けました。

EL&Pのファンを増やす一助になればと思います。
クイックをお願いします。

2012年3月5日 yaplog!
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