プレイヤー誌 1994年9月号
「イン・ザ・ホット・シート」がリリースされた時のレビューが、
新譜コーナーに取り上げられている号ですね。
別途記事として、EL&Pの新譜にまつわる情報が詳細に記されています。
プレイヤー誌の記者による「イン・ザ・ホット・シート評」みたいな感じです。
収録曲ごとの印象が細かく記されていまして、
アルバム前半から後半への流れのおおよそがつかめる内容です。
およそ半頁に細かい字で書かれていますね。
プレイヤー誌では、次の号において、
キースとグレッグそれぞれの新譜にまつわるインタビューを、
カラー頁で掲載する事になるわけですが、
まずは、業界関係者に見本盤が届いた時点での感想という事になるのだと思います。
書き手の方は、このアルバムにおけるグレッグのヴォーカルをとても評価しつつ、
EL&Pというバンドの音としてとらえると、
昔からのファンにどのように評価されるかは、二分されるであろうと述べています。
これによって、このアルバムが、手放しで誉めちぎれない内容であろう事を、
聴く前から汲み取る事ができるわけです。
それに加えて、
「プログレッシヴロックが進歩を目指す音楽であるならば、
EL&Pほど、過去にとらわれず、チャレンジをしているバンドもない」
という感じのアヤシイ総括で文を結んでおり、
そのため、長いことファンを続けている人達は、
この部分の最後を読むと、
「またまた、意外な作品を作ってしまったのでないか?」
という思いを抱いた事でしょう。
プロデューサーのキース・オルセンが4曲、作曲に関与している事も記されているわけですが、
年月を経て考えると、
「キース・オルセンが自分のカラーをEL&Pという最強力バンドを通して表現したかっただけ」
と思えない事もないですね。
気に入る、気に入らないは人それぞれだと思いますが、
セールス的には最低のアルバムになってしまったわけなので、
「大衆受けを狙いつつ、大衆が、受け付けなかった作品」
という結果になりました。
セールスの失敗が、
グレッグに「ELPらしさ」を考える新たな機会を与えた事は、
以前、取り上げたインタビューから推し量る事ができます。
しかし、新しいアルバムを制作しない限りは、
このアルバムがEL&Pのラストスタジオ盤になるわけで、
その可能性は現時点ではとても高いです。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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カラー頁で掲載する事になるわけですが、
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書き手の方は、このアルバムにおけるグレッグのヴォーカルをとても評価しつつ、
EL&Pというバンドの音としてとらえると、
昔からのファンにどのように評価されるかは、二分されるであろうと述べています。
これによって、このアルバムが、手放しで誉めちぎれない内容であろう事を、
聴く前から汲み取る事ができるわけです。
それに加えて、
「プログレッシヴロックが進歩を目指す音楽であるならば、
EL&Pほど、過去にとらわれず、チャレンジをしているバンドもない」
という感じのアヤシイ総括で文を結んでおり、
そのため、長いことファンを続けている人達は、
この部分の最後を読むと、
「またまた、意外な作品を作ってしまったのでないか?」
という思いを抱いた事でしょう。
プロデューサーのキース・オルセンが4曲、作曲に関与している事も記されているわけですが、
年月を経て考えると、
「キース・オルセンが自分のカラーをEL&Pという最強力バンドを通して表現したかっただけ」
と思えない事もないですね。
気に入る、気に入らないは人それぞれだと思いますが、
セールス的には最低のアルバムになってしまったわけなので、
「大衆受けを狙いつつ、大衆が、受け付けなかった作品」
という結果になりました。
セールスの失敗が、
グレッグに「ELPらしさ」を考える新たな機会を与えた事は、
以前、取り上げたインタビューから推し量る事ができます。
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このアルバムがEL&Pのラストスタジオ盤になるわけで、
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