トビ（ワシタカ目タカ科）

山の頂上でトビを見つけた。
気のせいか、翼を少しＶの字型にしながら飛んで、時々突っかかったり
じゃれあいながら二羽が近づいてきた。
この時期、繁殖をしなかった夫婦なのかと色々想像してしまう。
何をしているのか鳥の世界は分からないことだらけだ？？？。
特徴が角尾のトビだが、思いっきり尾羽を広げると、このように中央が飛び出し
丸尾に近くなるのがおもしろい。

アマツバメ（アマツバメ目アマツバメ科）

夕方、少しの暇を見つけて山の頂上で鳥を待つ。
突然上空に現れたアマツバメだが、早い羽ばたきですぐに見えなくなった。
この時期に丹波地方で見られるのはアマツバメで、渡りの時期に見られるのは
ハリオアマツバメのようだ。
大きさでそれと分かったが、写真に写った腹の横縞模様からアマツバメと断定した。

ミサゴ（ワシタカ目タカ科）

池の上を獲物を探して旋回するミサゴ。
ワシタカの仲間で、生きた魚を獲物とする唯一のタカだ。
発見が遅れ、好条件のシャッタ-チャンスを逃したことが悔やまれた。
「チュン チュ－ン」とか短く鋭い声で鳴く。

ミサゴの獲物

（水面に浮かんだコイ）
こんなのはミサゴの格好の獲物になる。

モリアオガエルの卵塊

森でモリアオガエルの卵塊を見つけた。
塊の下のほうから泡のなかを泳ぎながら池に落ちるオタマジャクシが見えた。
子供の頃、この卵塊を家に持って帰り水槽で飼ったことがある。
当然ものすごい数のオタマジャクシがカエルになり、やがて水槽から飛び出し
その辺がカエルだらけになった苦い思い出がある。

ヒドリガモとホシハジロ（カモ目カモ科）

堤防道を車で走っていると、この時期では珍しいヒドリガモ(♂)と
キンクロハジロ(♀)を見つけた。
この時期、日本には地味なカルガモしか居ないはずだが、何かの理由で
渡りができなかったのだろう・・・。
淡水ガモと海ガモの組み合わせで、食性もかなり違うカモだが
やはり一羽だけでは淋しいのだろう。