
なかなか山形の散歩が終わりません。
まさかの午後の雨に、ずぶ濡れになり、
ひとッ風呂、いい心地です。
まさかの午後の雨に、ずぶ濡れになり、
ひとッ風呂、いい心地です。
山門をくぐって、
石段‥一段ごとに煩悩が無くなる教えは、
どこで忘れたか、若い女性の姿に、
シャッターを切ってしまった。
石段‥一段ごとに煩悩が無くなる教えは、
どこで忘れたか、若い女性の姿に、
シャッターを切ってしまった。

登山道には、いたるところにお墓があって、
調べていたら、もうこの辺りで日が暮れてしまう。
調べていたら、もうこの辺りで日が暮れてしまう。

ちょっと登ったところのお堂。
姥堂・奪衣婆・・
姥堂・奪衣婆・・

その、ばぁ~の顔が👇
三途の川を渡ってくる死者を待ち構え、
生前の衣服を容赦なく奪い取り、
隣の懸衣翁けんえおうと呼ばれる男に渡す。
三途の川を渡ってくる死者を待ち構え、
生前の衣服を容赦なく奪い取り、
隣の懸衣翁けんえおうと呼ばれる男に渡す。
彼は衣服を衣領樹に吊るして、
枝のしなりで、罪の重さをはかるという。
三途の川の番人、
ここは早めにパス。
ここは早めにパス。



👇今の時世のマスクは、
旅の心地を、良くしてくれます。
旅の心地を、良くしてくれます。

👇 浸食で、虫食い状の特異な景観を作る、
凝灰岩の巌。
凝灰岩の巌。


ドクトルマンボウを書いた、
北杜夫さんのおとっつあん、
山形県の歌人・精神科医の斎藤茂吉さんが、
「鳴いた蝉は、アブラゼミ」と頑張るも、
後年、やはり違ったかと、がっくり首を、
うな垂れ、
芭蕉がじっと聞いていた蝉、
巌にしみいるような鳴き声の蝉、は・・。
・・・。
松尾芭蕉は子分、曽良と共に、
旧暦5月の17日、午後4時、
この場所👇で、
山形領に立石寺と云山寺あり。
旧暦5月の17日、午後4時、
この場所👇で、
山形領に立石寺と云山寺あり。
慈覚大師の開基にして、殊清閑の地也。
一見すべきよし、人々のすゝむるに依て、
尾花沢よりとつて返し、其間七里ばかり也。
日いまだ暮ず。梺の坊に宿かり置て、
山上の堂にのぼる。 岩に巌を重て山とし、
松栢年旧土石老て苔滑に、
岩上の院々扉を閉て物の音きこえず。
岸をめぐり岩を這て仏閣を拝し、
佳景寂寞として心すみ行のみおぼゆ。
浮かんだ3句に、迷って選んだ
閑さや岩にしみ入蝉の声
---おくのほそ道----
鳴いてた蝉は、なに蝉だったろう・・・
👇せみ塚

