イタリアワインかぶれの料理人

イタリアワインとコーヒーが大好きな料理人が、呆れるほど愉快に溢れるイタリアワインの魅力を伝えていきます。

ピノ ネロ プライベートリザーブ 2021

2024-10-20 20:32:35 | イタリアワイン
余市登 ピノ ネロ プライベートリザーブ(YoichiNobori Pinot Noir Private Reserve)2021をセラーに納めました。
このワインは余市に設立されたキャメルファームの自社畑のピノ ネロから醸造されます。先日、キャメルファームの試飲会があり、直近のヴィンテージの天候が良好過ぎで、特に夜に温度が下がらない、と話題になり。自社の2021年プライベートリザーブの出来の良さをアピールされました。確かにアメダス(ネットの中で誰でも見ることが出来ます)の過去のデータを見ても2022年23年の天候は良好過ぎ、気になる部分は夜の温度が下がり切れていない、地下水の記述がない。但し、私は専門家ではありません。カンティーナからのテクニカルデーターから読み解く耳学問です。6ヶ月くらいコンディショニングを済ませてからレポートをしたいと思っています。


ブルネッロ サルヴィオーニ

2024-09-28 21:25:28 | イタリアワイン
ブルネッロ ディ モンタルチーノ “サルヴィオーニ”(Brunello di Montalcino “Salvioni”)2019をセラーに納めました。
2019年は天候の変化が激しかったものの、節目節目に恵みの雨となりエクセレントな年になりました。現在は3代目の農学の学位を取得したDavidが畑と醸造を担当しています。祖父や父に見守られながら更なる飛躍を期待しています。

プレーニオ

2024-09-18 20:24:44 | イタリアワイン
このワインは普段飲みしているチロ ロザートです。先回のヴィタルバの余韻が残る中で、このロザートはガリオッポから赤ワインを造る段階でモストの15%を抜き取ってからマセラシオン(セニエ)を行ないます。白ブドウを赤ワインのように醸して造るオレンジ色のワインと赤ワインを造る途中のロゼワインの違いはあるが。シュール・リーにスキン コンタクトは低温の理由を理解出来るように思われます。


ヴィタルバ

2024-09-10 20:52:45 | イタリアワイン
昨夜のボッチワイン会はロマーニャ アルバーナ セッコ “ヴィタルバ”(Romanga Albana Secco “Vitalba” 2016でした。
このワインはジョージア産のアンフォラ(クヴェヴリ)で95日間の醸し、発酵にシュールリーを行って造られるワインです。6年経過しているワインですが、残念な状態でした。導入する時に、この長い醸し発酵を期待していたのですが、多少の種由来のタンニンを感じられえるものの、香りと味わいの輪郭はぼやけている。多分このままドロップアウトしていくと思います。

ブルネッロ ウゴライア

2024-07-06 16:33:32 | イタリアワイン
Brunello di Montalcino “Ugolaia”(ブルネッロ ディ モンタルチーノ “ウゴライア”)2016をセラーに納めました。
古い歴史を持っている家系、流行に捕らわれないクラシック スタイルでブルネッロに取り組んでいます。ウゴライアの畑はセラーの南側にあり。20世紀後半の密植えの流れに組せず、1ヘクタールに3500本のサンジョヴェーゼ グロッソが植えられています。