継信最期図小柄
継信最期図小柄 無銘
この小柄は、負傷した継信が戸板で運ばれてゆく場面。半身を起こし、なおも戦おうとする気力のある姿を描いている。
平家追討を目指した義経に付き添っていたものの、大きな目的を果たした義経の姿を見ることなくこの世を去った継信の憐れが題材。それ以上に興味深いのは、主の身代わりとなって死ぬことを誇りとする意識。この頃から生じたものであろうか。
継信の墓はこの地にあり、供養した僧侶に、義経は名馬太夫黒を与えている。
継信最期図小柄 無銘
この小柄は、負傷した継信が戸板で運ばれてゆく場面。半身を起こし、なおも戦おうとする気力のある姿を描いている。
平家追討を目指した義経に付き添っていたものの、大きな目的を果たした義経の姿を見ることなくこの世を去った継信の憐れが題材。それ以上に興味深いのは、主の身代わりとなって死ぬことを誇りとする意識。この頃から生じたものであろうか。
継信の墓はこの地にあり、供養した僧侶に、義経は名馬太夫黒を与えている。