虎の子渡し図小柄 (鍔の歴史)
虎の子渡し図小柄 銘 紋程乗 光美(花押)
この図も禅に通じるものと考えられている。赤銅魚子地高彫金色絵。荒れる川を、わが子を背負って渡る虎の姿を伝統的な彫刻手法で表現した作。虎の容姿、波の構成、高彫の量感、鏨を効かせた表面処理、金地に赤銅の平象嵌などなど総てにおいて後藤である。十五代光美の極め。
虎の子渡し図小柄 銘 紋程乗 光美(花押)
この図も禅に通じるものと考えられている。赤銅魚子地高彫金色絵。荒れる川を、わが子を背負って渡る虎の姿を伝統的な彫刻手法で表現した作。虎の容姿、波の構成、高彫の量感、鏨を効かせた表面処理、金地に赤銅の平象嵌などなど総てにおいて後藤である。十五代光美の極め。