新笠通信 奄美電信版

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日々の生活の中でこの音が空襲警報サイレンだと気づくまで

2010-10-27 11:30:56 | Diaries
大雨や強風といった気象条件の時に、一般世帯や事業所の屋内で、防災行政無線から放送された情報を正確に聴き取ることができるかどうかご存知でしょうか?

そういうことは住民に聞けばすぐにわかることです。

民家から距離の離れている海岸で防災行政無線を通じたスピーカー放送の内容を聞き取れると思っている住民はほとんどいないはずです。

空襲警報サイレンを鳴らし続けるという形をとることにより、かろうじて鳴り止んではいないということに気づくことができたという幸運な住民も存在するかもしれません。

悪天候時に、聴き取りに成功することのできた高齢者というのは、スピーカーの至近距離にお住まいの世帯がほとんどだったというケースが国内全域を通じて一般的な傾向となってはいないでしょうか?

サイレンが鳴り続いている間は、こちらへ詳しいことをおたずねくださいというように、双方向性を確保しておけば、警報が警報としての役目を果たします。

すぐに電話回線が故障に陥った、停電になったということを想定するならば、サイレンが鳴り続けている間は、どのような事情であるかにかかわらず、まずこの場所へ移動してください。といったお約束をしておく必要があります。

詳しい説明をすべての世帯に個別に行う時間はどのような災害のケースであってもまったくありません。

警報が鳴り続いている間にできることは決められた場所へ移動することぐらいです。

空襲警報が鳴っている間は防空壕へ移動するということを徹底すると、移動してきていない住民の所在確認にとりかかれます。所在確認の要請を的確に行うことができます。

地上付近の風情報

2010-10-27 08:21:00 | Diaries
年間を通して最も強風の影響を受け続ける、北風を直接受ける地域には風速計を常設しておくことが望まれます。
地上付近を流れる強い風は各種交通手段による接近を困難にします。

基盤地図情報は国土交通省国土地理院ホームページ
地理院ホーム > 地図・空中写真 > 基盤地図情報サイト > 基盤地図情報の閲覧・ダウンロード
より