新笠通信 奄美電信版

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台風の勢力が甘いとみるやいなや 海に飛び込んで 浮いて波を待とうとする人間があまりにも多すぎる。

2015-07-25 14:24:00 | Diaries

これは 24日 金曜夕方6時 台風が最接近する24時間前の映像ですが

台風の勢力がやや甘いとみるやいなや、海に飛び込んで 浮いて待とうとする人間が
これだけいるということには 驚きです。

このとき 台風は南大東島付近で350㎞離れたところにあり、勢力は960ヘクトパスカル。
24日のお昼から日付が変わって25日になっても 風速はずっと6から7メートル台でした。

子供たちに見せるのには問題が多いかと思われます。

彼らは波を待っています。
生きて還れるかどうかというぎりぎりのところを攻めています。
ここにいる多くのギャラリーは、はっきり言って、のりのりです。20人くらいいます。

このクレイジーなかたがたはいったいどのタイミングで、救助要請を
出すことになるのでしょうか?
漁船やボートは出せませんという条件、ヘリコプターを飛ばせない風速というものは
絶対にあると思います。

彼らは ぎりぎりまで 攻めます。
この近くでは すきあらば 飛び込んで 波待ちしようとする人の車がずらりと並び、
実際 車の中や外で様子見、待機していたりします。板持参してます。

波の状態、気象状況は変化、変動幅が大きすぎて、刻々と変化していてひとことふたことで表現するにはあまりにも言葉が足りません。
最悪の状態 暴風状態 風速20m毎秒前後、風速17m毎秒を超える風が最大何時間続くでしょうか。
今回はこの地点では、25日13時から26日の朝6時までの17時間。
特に21時から翌1時までの4時間が風速25mを超えていたというひどい状態でした。