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8月24日(水) 放送 奨学金破産の衝撃Ⅱ ~“中退続出”の危機~

2016-08-29 07:45:24 | Diaries
生活が壊れた頃以外のどこにも手がかりは転がっていない。答えもそこにしかない。
生活が壊れた頃に人間関係も壊れているはずです。夫婦としても親子としても壊れたはずです。
選挙どころではないはずです。
生活が壊れてからも、中学校や高校に通学を続けているという事実があります。

生活が壊れてからも、通学を続けているという事実があります。
生活が壊れた頃と比べても、たいして人間として成長していないとするならば、
生活が壊れた頃にはじまった思考停止は現在も続いていることになります。
生活が壊れたという事実を直視してこようとしなかったし、
生活が壊れたという事実を認めることを頑なに拒み続けてきた。

成長期に競争を煽っていた人物がいたという事実はある。
その人物では家計のマネジメントはできない。家計の先行きは見通せないってことなんだ。
競争を続けていればなんとかなる と 言われたままに 通学を続けているということなんだな。
この生徒の家の家計収支は高校通学どころではない という検討が担当者によってなされた形跡は 一度たりともなかったし、宣告が行われたことも一度たりともなかったといえます。
そもそも志願、入学してきた生徒に、生活が壊れている状況を詳細に申告する機会を与えるという前提 そのものが用意されていないのです。
担当者に家計が壊れていることを申告しないということは進路設計の材料が揃わないことを意味し、適切な設計計画が提案される機会は未来永劫閉ざされたも同然の状況になってしまいます。

あなたの教え子は みじめな暮らしを続けています それを認める。