現在私は、農地を借りていた方がつい最近亡くなった事を所有者に通知する作業を行っている。

亡くなった方が借りていた農地の場所を特定し、貸し主である所有者を特定し、亡くなった方の遺族が今後も継続して借りる意思があるのかどうかを確認し、所有者に通知するわけである。

この件の農地賃貸は、口約束にて何十年にもわたって継続してきている。
農地の貸し借りがあったことを証明できる書面は存在しない。
賃料は年に１回封筒に入れ手渡し。領収書等の発行もなく、金銭のやりとりがあった証拠もどこにもない。

この件の農地所有者との口約束による土地の賃貸借、また口約束による金銭の貸し借りは取り返しのつかない深刻なトラブルを招くことが考えられますので、農業委員会や農協といった仲介にあたる第三者をおかない農地の貸し借りを今後は希望しません。書面が残らない農地の貸し借り、賃料の授受、特に金銭の貸し借りはお断りします。というのが私の見解であるわけです。