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洗脳から解放する際に生ずるリスク

2023-08-11 12:26:34 | Diaries
洗脳を解くという意図を持った主体が 洗脳にかかっているとされている個体に あなたがよりどころとしている精神的支柱には重大な欠陥があります。と気づかせていく作業とならざるをえない。

あなたの方向性を支えてきた 精神的支柱が 全否定 されたときに
人格の再構築という過程は 避けられなくなる。

精神的支柱 とは 絶対的な存在として 魂のなかに君臨しており 精神的支柱が消滅したら 私の存在意義そのものが失われ もはや 私が存在している意味そのものが ない という結論に結びつきやすいものである。

いまさら 人格の再構築など 不可能である と 信じ込んでいるいるために 自分の存在している意味をもはや 見いだせなくなるのである。

人格の崩壊は致命的となりやすく 洗脳を解こうとはたらきかける行為自体が 自死のリスクをはらんでいるのである。

革命が成功した際や 戦争に負けた際に あなたが常識として信奉し継続的に実践してきたふるまいは もはや 新しい集団にとって お荷物でしかない 排除されるべき 問題行動とされる。

戦時教育を受けた親と終戦後に教育を受けた子で 対立 不理解 が相次いで発生し 家庭 社会 はもののみごとに崩壊した。

日本全国で 戦時教育を受けた 親が 死んだら その親の子が 急に元気になった まるで水を得た魚のようだ といった現象も生じた。

昭和30年代に義務教育を受けた世代が 昭和40年頃の常識のまま アップデートすることなしに 第三世代 つまり団塊の世代の子に 常識を押しつけようとすることで 家庭崩壊の連鎖が 続いている。