今日も 事件などにまきこまれやすい 精神科 循環器科 脳神経科の 先生方をまじえ おはなしを すこし しましょう

脳出血後　搬送先の病院で　加療後　ようやく様態が安定し　急性期病室で療養中に、
突然　様態が急変したことを　循環動態を　モニターしていた機器が　リモートで　ナースステーションに　アラートを発し　医師とともに　かけつける。

点滴によって　強力に　降圧していたにもかかわらず　急激な血圧の上昇が　発生したためである。

病室で　何が起きていたのか？　
面会者がお見舞いに訪れていた。

殺人事件などにまきこまれた被害者が　いのちからがら　病院に運び込まれ、命をとりとめ、安静にしているところに、ふいにやってきた面会者、

その面会者が　犯人である場合、　目にした瞬間　恐怖であたまのなかはいっぱいになるだろう。ふたたび命の危険を感じ、体全体が　たすけて　というアラートを発する。

注）　あくまでも　そのような　うけとりかたも　ある　ぐらいの　感覚。　そのような　可能性があっても　おかしくない　という話です。

親族という　みうちであっても　接見するだけで　はかりしれない　プレッシャーになる。　ストレスを受ける。　治療に支障をきたす。　ケースもある　ということです。
不自由になった　体を　一番見られたくない人に　見られ、　動かなくなった　体を　一生懸命に動かして　問題ないことを示そうとしたが　まったく動かせずに　あせり　必死に動かそうと　興奮が強くなる。

さまざまな自由をうしなった直後で、自分自身の体におこった障害を　まだ、事実のこととして、　受け止め切れていない状況。　普通に動かせるはずなのに　おかしい　と感じ　混乱が強くなったり弱くなったりを繰り返しているところ。

子供に対し違う人の名前で呼びかけてくるので　子供は複雑な気分になった。自分の子供の名前を正しく言えていない。覚えていない？忘れた？

神経はあきらかにダメージを受けている。　一時的ではあるが、長期記憶が不安定になった。回復はした。