新笠通信 奄美電信版

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中規模以上企業におけるリクルートの重要性

2007-04-29 01:35:44 | 8F
中規模以上企業におけるリクルートの重要性について検証します

今回対象となる企業は証券取引所を通し株式市場にて直接金融を行っている企業に限定します。

株式公開を行っている企業は国内において公正なルールに基いた企業経営を行っていることを一般に認められています。

株式公開を実現しているということは国内において最低限の共通ルールやマナーを尊重した上で企業活動を行っているということの意思表示になります。

企業が不正な取引を行うことが困難であるため、優れた信用度の向上を実現できます。

逆説を用いると株式公開を行っていない法人というのは少数株主が有する恣意性により不正な取引が発生しているものだとみなすことができます。

地域密着型の金融機関および税理士であれば非上場会社との接触は不可避なものとされます。

よって非上場会社の信用度は地域密着型金融機関の評価に一存されることによってのみ付与されるものとみなされます。

2007.04.29 01:32 一時中断

2007.04.29 02:21 再開

直接金融を行っている者が企業経営の健全性を判断するために用いる資料は事業報告書をはじめとする各種財務諸表書類となります。

開示されている財務諸表の中から経営分析に有効とされる指標を抽出し直接金融を実行するかの判断を行います。

直接金融を行う者は財務諸表書類等が開示されていない企業をあらかじめ投資対象から除外します。

直接金融を行う者は財務諸表書類等を開示していない企業に信用を与えないことにより投資対象を絞っていきます。

上場企業において顧客・オーナー株主・従業員の関係を示します。

国内の上場企業世界における上記の3者はいずれもどこかしらの株式を保有する株主であります。

大まかにまとめると顧客は個人投資家として株式を保有しています。
オーナー株主は企業運営に直接携わる立場としての株式保有者です。
従業員は従業員持ち株制度の一員であるとともに個人投資家として株式を保有しています。

昨今の株主を重要視した企業運営のあり方は顧客・オーナー株主・従業員のいずれも株主であるという点において整合性がとれています。

直接金融を行う者は上場企業世界内のみに事実上存在していると限定した視点でとらえると顧客・オーナー株主・従業員といった株主は

基本的に上場企業世界内だけを対象とした投資活動を行います。

これらの株主の視点からは財務諸表書類等を開示していない企業を投資不適格とみなします。

上場企業世界で生活している者の立場からすると非上場企業は経営の健全性・透明性という最低条件をクリアしていない現時点ではスタートラインに到達していない未熟な企業であるとみなします。

信用を付与するに値しないスタートラインに到達していない非上場企業を投資対象から除外することにより膨大な数に及ぶ企業群の中から企業の選別・選択を行います。

今回検証を要するリクルートの重要性が求められる企業の定義を企業運営の健全さ公正さが最低限の水準に到達しているとみなされている上場企業と限定します。

2007.04.29 03:16 一時中断


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