新笠通信 奄美電信版

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奄美大島 宇検村 湯湾岳展望台のソメイヨシノが3月末に開花をはじめました。

2015-03-30 15:22:39 | Diaries
奄美大島では標高400メートル前後、500メートル前後といった地点にも名所が多く、湯湾岳展望台のソメイヨシノは東京平地の桜の開花よりも遅く、4月1週目を過ぎてから満開を迎えるのではないかと思います。

屋久島・奄美大島・徳之島といった離島は南の島であるにも関わらず、それぞれ標高1900メートル前後、700メートル近く、500メートル前後と天空に突き出ているため、南国は津波が来たら全部水に浸かるような平坦な地域なのではないかという間違った印象を持っている人が雲・霧の中や夜間の飛行を行うと、あるいは管制官を務めると、巡航速度で山に激突というようなことが高い確率でおこるようになってくるのではないだろうか。

雨上がりで、霧が出るような湿度も高く気温も少し上がったじめっとした天気の夜には、毒ヘビがたくさん出没します。
瀬戸内町の標高400メートルぐらいの展望台に行って平地に戻ってくるまでの間に5匹以上のハブを目撃しました。

高知山展望台の近くに設置されているトイレに駆け込んだのですが、アスファルトで舗装されている駐車場の敷地内に3匹ハブがいることにはトイレから出てきてから気づきました。



サキシマハブのような同じ種類のハブが3匹もいたんですね。
右隅、中央奥、左隅と寝そべっていて、動きは鈍かったです。

サキシマハブだったら一大事。八重山列島だけに住んでいると言われていたものがほかの離島でも見つかるようになると、もうこれははっきり言って生物テロですね。人為的に持ち込まれ展示鑑賞に飼育されていたものが野に放たれているんだとしたら。
(31日追記:駐車場にいた3匹のハブはヒメハブです。)

奄美大島で山へはハブの活動が鈍くなる寒い時期に行くのがよいのだけど、咬まれたらここから医療機関まで車で何十分、徒歩で半日以上かかるだろうというようなことは常に意識しておく必要がありますね。


格安航空会社で観光に訪れる方が多くなり、レンタカーで自分で移動する人も多くなった最近では、観光先で事故に遭遇すると電波条件等によるが誰も捜索願いを出してくれる人はいないはずなので、何時間以上連絡が取れなかったら探してくださいという、登山を開始しました。下山を終了しました。というような誰でも利用できる登録所やWebで届けられるしくみが必要でしょう。

お金をもらって、難所を紹介するのであれば、最低これだけの警告を行っておかなければ、責任追及を受けるべきだという事項も多く存在するでしょう。


標高200メートル台の大和村 奄美フォレストポリス 水辺の広場の駐車場の桜は3月末に満開を迎える種類があります。
2月はじめのは緋寒桜、3月末のはソメイヨシノでしょうか。
ここではこのあいだトサカのある鳥、ヤツガシラがお出迎えしてくれました。
トサカ 野鳥 で検索すると、そんな空を飛ぶ鳥はヤツガシラしかないんですね。すぐにわかりました。

大和村のフォレストポリス一帯、水辺の広場、マテリアの滝と、宇検村の湯湾岳展望台は近場なのでセットで周遊する日程を組みたいものです。
大和村のフォレストポリスへは、大和村の中心部から向かう場合、大棚という地区か、峯山公園の手前300メートル付近から入っていくのがよいみたいですね。

湯湾岳展望台だけなら国道58号線を住用という地区を通過したところで瀬戸内町と宇検村への分岐点があるのでそこから県道85号線に入っていき宇検村役場のある一帯から向かうのがよいでしょう。

登山ルートは歩行で片道20分の大和村側ルートか歩行で片道1時間の宇検村側湯湾岳展望台を起点とした2つのルートが用意されています。
いずれも駐車場ありで、大和村側は標高600メートル地点、宇検村側は標高400メートル後半の地点からの登山になります。


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